クレジットカードの選び方ガイド。比較ポイントを解説
クレジットカードは、現金がなくても欲しいものが買えたり、高額な利用代金を分けて支払うことができたりする便利なものです。しかし、メリットはそれだけではありません。
ポイントが付いてお得になったり、旅行傷害保険などが付帯されていたり、さまざまな特典やサービスを提供してくれるカードが数多くあります。
その中で自分に合ったものをどのように選べばよいか、クレジットカードの選び方について解説。カードの比較ポイントや目的別の選び方、初めて作る際の選び方、2枚目カードの選び方についてもお伝えします。
クレジットカードは何が違う?選び方に失敗しないためにも比較ポイントを把握
クレジットカード選びに失敗しないためには、クレジットカードの違いについて把握することが必要です。それぞれのクレジットカードは何が違うのか?何を比較すればよいのか?選び方の主なポイントを知っておきましょう。
年会費 | 無料と有料がある。有料でも初年度は無料、年間利用金額によっては翌年の年会費が無料になることも。 |
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国際ブランド | 世界5大ブランドと呼ばれるのが、次の5つ。
ほかにも、中国初の「銀聯(ユニオンペイ)」、アメリカのディスカバー・フィナンシャル・サービシズが発行する「ディスカバー」がある |
付帯保険・保証やサービス特典 | 旅行傷害保険や盗難・紛失補償、空港ラウンジの利用サービスなど。年会費が高額なほど充実しているケースが多い。 |
ランク | 一般、ゴールド、プラチナ、ブラックがあり、年会費や付帯サービス、利用可能枠などが異なるためニーズに合わせて選ぶ。 |
ポイント還元率 | 利用金額に対して付与されるポイントの還元率が高いほどお得になる。 |
リボ払い・分割払いの手数料 | リボ払いや分割払いには手数料がかかるので、低いものを選んだ方が支払い額を抑えられる。 |
利用可能限度額 | 審査によって利用可能な上限額が決まる。ランクが高いほど利用可能額も高くなる。 |
発行や利用可能までのスピード | デジタル(バーチャル)カードや店頭申し込み・発行などが可能であれば最短でその日のうちに利用できる。 |
審査の難易度 | 一般的にランクの高いクレジットカードほど審査も厳しくなる。 |
とにかく早く使いたいときの選び方!デジタルカードが発行可能なクレジットカードを選ぶ
クレジットカードが発行されて利用できるようになるまでには、早くても1週間、遅いと2~3週間後、ということもあります。
デジタルカードならすぐにカード番号が発行されてオンラインショッピングができる
カード発行は早い方がよい、すぐにでも利用したい、という場合、クレジットカードの選び方としては、デジタル(バーチャル)カードを発行しているものがおすすめです。
デジタルカードとは審査通過後、スマホにカード番号や有効期限が発行されるもので、すぐにでもオンラインショッピングが可能になります。プラスチックのリアルカードはその後、1週間程度で自宅に届くことが多いです。
実店舗では使えないこともあるので要チェック
デジタルカードは実店舗では利用できないことも多いので注意しましょう。実店舗で使うには、プラスチックカードの到着を待つ、もしくはQUICKPayやApplePayなど電子マネーを設定すれば対応しているお店で利用可能な場合もあります。
店頭でプラスチックカードをすぐに発行してくれるクレジットカードもある
プラスチックのカードをすぐに発行してもらいたい場合は、店頭で申し込んでその場で発行してもらえるクレジットカードを選ぶとよいでしょう。
店頭ですぐに発行してくれるカードには、利用できる店舗が限られていたり、利用可能枠が少なかったりすることもあるので内容を確認してから申し込むことをおすすめします。
三井住友カード(NL)なら審査通過後最短10秒で利用可能になる
三井住友カード(NL)は審査が完了すれば、最短10秒でカード番号が発行され、インターネットでの利用が可能になります。年会費も無料でプラスチックカードはナンバーレスなので、カード番号などを盗み見されることもありません。
年会費 | 永年無料 |
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国際ブランド | VISA、Mastercard |
ポイント還元率 | 0.5%(Vポイント) |
利用可能枠 | ~100万円 |
申し込み対象年齢 | 満18歳以上(高校生不可) |
ポイントをたくさん貯めたい場合の選び方はポイント還元率や利用店舗で選ぶ
クレジットカードを利用すると利用代金に応じてポイントが貯まります。ポイントをたくさん貯めたい場合の選び方のポイントは次の通りです。
ポイント還元率が高いものを選ぶ
ポイントをたくさん貯めるなら、還元率が高いことが重要です。利用金額に対して何ポイント貯まり、付与されたポイントが何円相当になるかを確認しましょう。
よく利用する店舗で貯められることや還元率が高くなるなどお得に貯められるものを選ぶ
高い還元率のクレジットカードでも利用しなければポイントは貯まりません。たくさんポイントを貯めるなら、利用頻度の高いお店で貯められるクレジットカードの選び方が必要です。
また、クレジットカードの中には、店舗によって還元率が高くなることがあります。よく行くお店で高還元率になるものを選べば、より効率的にポイントを貯められるでしょう。
ポイントはどのように使えるのかをチェック
貯めたポイントの使い方をチェックするのも、選び方として忘れてはいけない点です。一般的に、ポイントは次のような使い道があります。
- 買い物に利用
- キャッシュバック
- 景品や商品を交換
- 商品券やギフトカードと交換
- 他のポイントに移行
- 寄付
- マイルに交換 など
入会キャンペーンやポイントアップのチャンスがあるか
入会キャンペーンでのポイントプレゼントやポイントアップキャンペーン、定期的なポイントアップなど、ポイントが貯まるチャンスが多い方が、ポイントをたくさん貯められます。
「3の付く日はポイント3倍」「毎週水曜日はポイント2倍」など、ポイントアップがチャンスがどれくらいあるかも確認してみましょう。
いつでもポイント2倍のJCBカード Wはパートナー店での利用で最大21倍
JCBカード Wは18歳~39歳までの方が対象のクレジットカードで、ポイント還元率も基本1.0%です。どこで利用してもポイントが2倍になるうえに、JCBオリジナルシリーズパートナー店で利用すると、さらにポイントがたくさんもらえます。
JCBオリジナルシリーズパートナー店の一例を挙げてみましょう。
- STARBUCKS 21倍
- amazon 4倍
- セブン-イレブン 4倍
特に、STARBUCKSやAmazon、セブン-イレブンなどの利用頻度が多い方にはおすすめです。
年会費 | 永年無料 |
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国際ブランド | JCB |
ポイント還元率 | 1.0%(Oki Dokiポイント) |
利用可能枠 | MyJCBより確認 |
申し込み対象年齢 | 18歳~39歳(学生を除く) |
国内・海外旅行で使うことが多いなら付帯保険をチェック
旅先でも便利なクレジットカードには、旅先でトラブルが生じたときなどに補償してくれる旅行傷害保険や、ショッピング保険などが付帯されているものがあります。
カードを持っていれば、旅行の度に保険に加入する必要もありません。国内・海外旅行が多い方は、付帯保険や旅行に役立つサービスを確認してみましょう。
ランクが高いカードほど付帯保険やサービスが充実している
付帯保険には、主に次のようなものがあります。
旅行傷害保険 | 旅行中に病気になった、ケガをしたなどの際の保険。海外旅行傷害保険と国内旅行障害保険がある。 |
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航空便遅延保険 | 航空便が遅れたことによって発生する出費を補償(預けた荷物が届かず衣類などを買った、乗り継ぎできるまでの食事代やホテル代など) |
ショッピング保険 | カードで購入した商品が、破損した、火災や盗難にあった場合の補償。 |
カードの紛失・盗難保険 | カードの紛失や盗難などで不正利用された場合の補償。 |
付帯保険は、ゴールドやプラチナ、ブラックなどランクの高いものほど、補償金額が高く、内容が充実していることが多いです。
自分にとってどこまで必要か補償内容を確認
補償は手厚いほど安心なものですが、ランクの高いカードは審査も厳しく年会費も高額です。どこまでの補償が必要か、またどのような補償があると安心かを考え、自分に合った選び方をしましょう。
本人だけでなく家族も補償範囲内か、適用条件はどのようなものか、空港ラウンジの利用ができるかなど、気になる点はチェックしてから選ぶことです。
dカード ゴールドはお買い物あんしん保険が300万円まで補償
dカード ゴールドは、海外旅行保険が最大1億円、国内旅行保険が最大5,000万円、さらにお買い物あんしん保険は年間300万円まで補償、という手厚い補償が魅力です。国内やハワイの主要空港のラウンジも無料で利用可能です。
また、携帯電話の購入から3年間は最大10万円補償といったケータイ補償も。ドコモユーザーなら特におすすめです。
年会費 | 11,000円(税込) |
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国際ブランド | VISA、Mastercard |
ポイント還元率 | 1.0%(dポイント) |
利用可能枠 | dカードサイトで確認 |
申し込み対象年齢 | 満18歳以上(高校生を除く) |
セキュリティ重視ならナンバーレスなど安心に使えるカードを選ぶ
クレジットカードの不正利用やカードの盗難などは回避したいものです。安心に利用するには、セキュリティ対策をしっかりしているカードを選ぶのも選択肢の一つです。セキュリティ重視のカードの選び方のポイントは次のような点があります。
ナンバーレスカードは盗み見防止だけでなくデザインも美しい
安心できるカードの選び方の一つは、ナンバーレスカードを選ぶことです。ナンバーレスカードとは、カード番号や有効期限などの情報がないクレジットカードで、カード番号を見られることがなく、個人情報を守ることができます。
カードの表面には国際ブランドのみなど、必要最小限の情報しかありません。カード情報はスマホアプリで確認が可能です。ナンバーレスカードはデザインがシンプルで美しいものが多く、オシャレな印象。デザインにこだわる方にもおすすめです。
不正(利用)検知システムを採用しているなら安心
カードの不正利用を防止するため、不正利用検知システムを採用しているカードを選ぶのも、安心できる選び方の一つです。
不正利用検知システムはクレジット会社が、24時間365日、カードの利用についてモニタリングをしてくれるシステム。
高額な利用が連続した、過去の不正利用と同じ状況になったなど、不審な利用があった場合は、カードを一時停止しメールやLINEで利用者に連絡がいくようになっています。
不正利用や盗難、カードの紛失などがあった場合に手厚い補償がある
対策を取ってもカードが不正に利用されて高額な買い物をされてしまう、ということはあるものです。カードの不正利用や盗難、紛失があった場合、手厚い補償があるかどうかを確認。
補償金額や対象期間、カードを再発行する際にかかる時間、補償を受けられる条件などをチェックしましょう。
3Dセキュア・ワンタイムパスワードなどによる本人認証サービスが導入されている
安心して利用できるカードというのは、3Dセキュア・やワンタイムパスワードを採用するなど本人確認の方法もしっかりしています。
3Dセキュアはインターネットでカードを利用するときに、追加のパスワード認証や1回のみ有効なパスワードであるワンタイムパスワードなどを入力することで、本人であることを確認するシステムです。
本人以外は利用できないようにするシステムなので、安心してネットショッピングができるでしょう。
JCBカード Sはカード番号「あり」と「なし」が選べる
JCBカードのスタンダートタイプであるJCBカード Sは、ナンバーレスで安心して使えるものと、利便性を重視したカード番号ありの2タイプから選べます。
不正検知システムや本人認証サービス、カードの紛失や盗難に対する補償、さらにディスプレイ破損については年間最上30,000円まで補償できるJCBスマートフォン保険も完備。利用通知のほか、使いすぎ防止アラートの設定も可能で、カードの使い過ぎも防げるでしょう。
年会費 | 永年無料 |
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国際ブランド | JCB |
ポイント還元率 | 0.5%(Oki Dokiポイント) |
利用可能枠 | MyJCBより確認 |
申し込み対象年齢 | 満18歳以上(高校生不可) |
審査通過が不安な場合はデポジットタイプを選択するのもおすすめ
クレジットカードには審査があり、審査を通過しないと契約ができません。しかし、カードローンやクレジットカードの利用額が多かったり、返済を遅延した経験があったりすると、審査通過が厳しくなることがあります。その場合じゃ、デポジットタイムのカードを選ぶのも選び方の一つです。
クレジットカードの支払いやカードローンの返済が遅れがちだと審査通過が厳しくなる
クレジットカードは利用代金をカード会社が代わりにするものであり、利用代金はしっかり支払ってもらう必要があります。そのため、支払いが滞りなくできるかどうか調査をしてから契約をします。
その際、信用情報機関において、カードの利用状況や返済遅延、滞納などがないかなどを確認するので、支払いが滞っていたり、利用額が多かったりすると、審査通ができない可能性があります。
保証金を預けるデポジットタイプなら通常のカードより審査通過しやすい
デポジットタイプのクレジットカードとは、デポジット(保証金)を預けて、その金額の範囲内でカードを利用するカードです。そのため、支払いができない、遅れるといった心配がないので、通常のクレジットカードに比べて審査通過しやすいと言えます。
リボ払いも可能!デポジットタイプでも通常のカードと機能は変わらない点が多い
デポジットタイプでも、リボ払いが可能です。国内旅行や海外旅行の障害保険、盗難や紛失に対する補償など、付帯サービスもあります。家族カードやETCカードの利用も可能です。利用金額に応じたポイントも貯まります。
キャッシング機能はついていないのでお金の借入はできない
デポジットタイプのカードにはキャッシング機能はありません。通常のクレジッカードにはキャッシング枠を選択できるものが多いですが、デポジットタイプのカードでキャッシングはできません。
また、保証金以上の利用はできないので、高額な利用はできないことも多いです。高額利用をしたい場合は、保証金を多く預けなければなりません。
カードを使い過ぎてしまう心配がある人にもおすすめ
デポジットタイプのカードの利用可能枠は、預けた保証金の額です。そのため、使い過ぎて支払いが厳しくなる、ということはありません。
クレジットカードを持っていると、つい使い過ぎてしまう、いつも支払いが苦いなど、使い過ぎて支払いが不安な人にもおすすめです。
デポジット型ライフカードは3・5・10万円から限度額を選べる
デポジット型ライフカードは限度額を3・5・10万円から選べます。少額でも利用できるのがメリットです。国内・海外旅行傷害保険のほか、シートベルト傷害保険もあります。国内・外のホテルやレストランなどの割引優待があるのも魅力でしょう。
1,000円で1ポイント貯まるサンクスポイントは、入会初年度はポイント1.5倍、お誕生月はポイント3倍などポイントも貯めやすいです。
また、ライフカード ゴールドであれば20万円~、100万円~といった高額の保証金を預けて利用することも可能です。
年会費 | 5,500円(税込) |
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国際ブランド | Mastercard |
ポイント還元率 | 0.5%(サンクスポイント) |
利用可能枠 | 3万円・5万円・10万円 |
申し込み対象年齢 | 18歳以上で電話連絡が可能な方 |
年会費無料のカードから!初めてクレジットカードを作る場合の選び方
ポイントが貯まってお得に使えたり、旅行傷害保険が付帯されていたり、持っていると何かと便利なクレジットカードですが、初めて契約をする場合、どれを選べばよいか迷ってしまうでしょう。
初めてクレジットカードを作る場合の選び方について解説します。
入会金や年会費が無料のカードを選ぶ方が無難
初めてのクレジットカードは、年会費や入会金が無料のものを選ぶとよいです。カードには年会費無料・有料のもののほか、条件つきで無料、初年度にも無料などといった種類があり、カード選びの際には年会費で選ぶケースも少なくありません。
公正取引委員会のクレジットカードの取引に関する実態調査報告書によると、新規申込の際、最も重視する点として、入会費や年会費と回答した人は52.9%。特に年会費はカード選びにおいて重要であることがわかります。
年会費が有料のカードは優待サービスや付帯保険が充実している点は魅力ですが、特に初めてクレジットカードを持つ場合、毎年年会費を払うほど必要かどうか、最初はわからないものです。
カードを作ったものの、あまり使わなかったということもあるでしょう。別のカードの方が自分には合っていることがわかった、などということになれば年会費は無駄になってしまいます。
年会費が無料でも傷害保険などの付帯サービスもあり、特典やサービスもあるものです。まずは年会費無料のカードから選んだ方がよいでしょう。
利用頻度が高いのはネットや実店舗か?よく利用するショップの方がポイントが貯まる
よく利用する店舗やショップを把握し、ポイントが貯まりやすいカードを選びましょう。インターネットでの利用が多いか、実店舗で使いたいのか、利用頻度やカードの利用目的に合ったものを選ぶことです。
利用可能な範囲が多いVISAは使えるカードの方が便利
国際ブランドのシェア率が高いVISAが使えるカードを選ぶのも選び方のポイントです。 Mastercardのみ、JCBのみしか使えないと、利用できる範囲が狭くなってしまいます。VISAなら多くの店舗で利用可能なので、便利に使えるでしょう。
支払い方法もチェックしておいた方が安心
初心者のカードの選び方としておすすめしたいのが、支払い方法の確認です。クレジットカードはすべてリボ払いや分割払いができると思っている人もいるかもしれませんが、そういうわけではありません。
ボーナス払いも2回に対応しているケースと1回払いにしか対応していないケースがあります。
例えばエポスカードの支払い方法は、次の通りです。
- 1回払い
- ボーナス1回払い
- 分割払い(2回払い・3~36回払い)
- リボ払い
ボーナス払いは1回のみ可能です。
また、分割払いでもクレジット会社によって回数が異なります。リボ払いでも一定額を超えると毎月の支払い額が増える場合もあるので注意が必要です。
支払いができないという状態にならないためにも、どのような支払い方法が選べるのかチェックしてから選択しましょう。
2枚目の選び方は1枚目とは異なる特徴やメリットのあるカードを選ぶ
もう1枚カードが欲しくなることもあるものです。クレジットカードを2枚持っていれば、磁気不良などで使えなくなった場合でも困りません。受けられるサービスや特典も増える点もメリットです。2枚目を作る際の選び方について解説します。
1枚目とは異なる国際ブランドが使えるカードを選ぶ
1枚目とは異なる国際ブランドのカードを選びましょう。Mastercardは使えてもJCBは使えない、などといったこともあるものです。
いろいろな店舗で利用できる方が安心できます。1枚目とは違った国際ブランドが利用できるカードを選ぶのも2枚目のカードの選び方の一つです。
1枚目にはないサービスが付帯されているものを選ぶ
クレジットカードによって受けられるサービスや特典、付帯保険などは異なります。1枚目にはないサービスや付帯保険などが充実しているものを選ぶのもおすすめです。
- 電子マネーでの決済ができないので不便
- デジタルカードを使いたいのに今のカードでは発行できない
- 海外旅行が多いのに保険が手薄なので不安
- もっとマイルを貯めたい
など、不便な点があったり、要望があったりするなら、それらをカバーできるクレジットカードを選びましょう。
支払い日が重ならないカードなら無理な支払いにつながりにくい
2枚目を選ぶ際には、支払い日が重ならないようにすることも選び方として重要です。支払い日が同じ日だと、利用状況次第では支払いが高額になってしまうこともあります。支払い日が重ならないようにすることで、支払いの負担を軽くすることも可能です。
また、支払い日を分散しても支払いが厳しい、ということにならない使い方をしましょう。クレジットカードを2枚持つということは、利用可能な金額も増えるということです。
年会費が負担にならないようサービスとのバランスを考えて選ぶ
年会費が有料で特に高額なものは、付帯保険や受けられるサービスがハイクラスで充実しているものです。海外旅行などが多い場合は、海外旅行傷害保険の補償額が大きかったり、サポートが幅広かったりすれば安心できるでしょう。
ただし、サービス内容が充実しているほど、年会費も高額になりやすいものです。それだけの年会費を払ってもサービスを受けたいかどうか、よく検討してみるとよいでしょう。
「クレジットカードの選び方」に関連するよくある疑問
「クレジットカードの選び方」に関連するよくある疑問を集めてみました。参考になさってください。
Q クレジットカードの選び方で重要なことは何ですか?
A 自分のライフスタイルや目的に合っているものを選ぶことです。よく使うお店でポイントが貯まりやすかったり、支払い日が給料日の後だったり、カードの発行がスピーディだったり、自分にとってお得になるもの、目的に合ったものを選びましょう。
Q ポイントをできるだけ貯められるカードの選び方は?
A ポイント還元率が高い、定期的にポイントアップする日や月などがある、また利用頻度の高いショップでポイントが貯められるなどのカードを選ぶとポイントが貯めやすいです。
Q 初めてクレジットカードを作る際の選び方の注意点はありますか?
A 効率よくポイントが貯められるか、セキュリティ対策はしっかりしているか、使いやすい国際ブランドか、などに注意しましょう。また、付帯保険やサービスと年会費のバランスを考慮した選び方も必要です。
Q 年会費が無料のカードと有料のカードはどちらを選べばよいですか?
A 利用可能枠が高額の方がよい、付帯保険が充実している、上級の特典やサービスを受けたいなどの要望がある場合は有料のクレジットカードがおすすめです。
そこまで必要ないと考えるなら、無料のカードを選択するとよいでしょう。
Q クレジットカードを2枚持つメリットは何ですか?
A 利用可能額が増えること、片方のカードが何等かのトラブルなどで使えないときでもカードが利用できること、受けられるサービスが増える、ポイントが貯まるなどといった点がメリットです。
ただし、使い過ぎると支払いも増えるので、計画的に利用することが必要です。
クレジットカードは自分の生活や目的に合ったものを選べばお得で便利に使える
クレジットカードの選び方として大切なのは、自分のライフスタイルや目的に合っていることです。クレジットカードを選ぶなら、ポイントがたくさん付いたり、旅行が多いなら旅行傷害保険があったり、お得でより便利に使えるものを選びましょう。
また、不正利用や盗難などに備えることも重要です。そのためにはセキュリティ対策がしっかりしているカードや、補償制度が充実しているものを選ぶ必要があります。
クレジットカードの選び方の比較ポイントを把握し、どれを選べばよいかよく検討してみましょう。