クレジットカード最強の2枚はこの組み合わせ!2枚持ちするメリット

この記事では様々な観点から考えたクレジットカードの最強の2枚組み合わせを、7パターン紹介します。

FPがおすすめする最強の組合せ

JCB カード Wと三井住友カード(NL)の券面画像

JCB カード W × 三井住友カード(NL)

どちらも年会費無料で発行がスピーディな最強の1枚。掛け合わせによりポイント還元率の高さの恩恵を受けられます。

このように年会費や特典などを比較し、7つの組み合わせでそれぞれ何が便利か、どんなライフスタイルに合っているかを解説します。

これからクレジットカードを作る方や2枚目のカード選びに迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

クレジットカード最強の2枚の組み合わせ7選

クレジットカード最強の2枚の組み合わせは、年代やライフスタイルによっても変わってくるのですが、幅広い年代で使いやすい王道のクレジットカードの組み合わせをご紹介します。

1. JCBカード W × 三井住友カード(NL)は基本還元率の高さと発行早さ

JCBカードWと三井住友カード(NL)の組み合わせのメリット

JCB カード W、三井住友カード(NL)ともに年会費無料で、コストがかかりません。

また、いずれも審査が早く、JCB カード Wは最短5分、三井住友カード(NL)は最短10秒でカード番号が発行されます。

カード情報JCB CARD W
JCBカードW券面画像
三井住友カード(NL)
三井住友カード(NL)券面画像
年会費無料無料
申込資格満18歳以上39歳以下
学生可
満18歳以上
※ 高校生は除く
ポイント還元率1.0~10.5%
※ 最大還元率はJCB PREMO に交換した場合
0.5~7.0%
国際ブランドJCBVISA
MasterCard
家族カード無料無料
ETCカード無料無料
電子マネーApple Pay
Google Pay
QUICPay
Apple Pay
Google Pay
iD
WAON
発行までの時間ナンバーレスなら最短5分 最短10秒
海外旅行傷害保険最高2,000万円
(利用付帯)
最高2,000万円
(利用付帯)
国内旅行傷害保険
特徴比較・どこで使っても基本ポイント還元率1.0%
・Amazonはポイント還元率2.0%
・安心のナンバーレスカード
・コンビニや飲食店で最大7.0%ポイント還元
・安心のナンバーレスカード
公式ページ詳細を見る 詳細を見る

※ JCB カード Wは以下の点に注意してください。 
モバ即の入会条件は以下2点
【1】 9:00AM~8:00PM でお申し込み。(受付時間を過ぎた場合は、翌日受付扱い)
【2】 顔写真付き本人確認書類による本人確認。(運転免許証、マイナンバーカード、在留カード)
※ モバ即での入会後、カード到着前の利用方法について、詳しくはJCBカードHPをご確認ください。

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この組み合わせのおすすめポイント

  • JCB カード W は基本ポイント還元率が高くメインカードにおすすめ
  • 三井住友カード(NL)はコンビニや飲食店でポイントアップ
  • 2枚とも年会費無料で発行が早い

JCB カード WはJCBが発行するプロパーカードであり、国内のお店であれば大抵どこでも使えるといって良いでしょう。

ただ、海外ではVISAよりもシェア率が少なく、国内でも若干ではありますがJCBが使えないお店もありますので、三井住友カード(NL)でVISAを選んでおけば、この2枚でほとんどのお店で使えるようになります。

JCB カード Wは基本ポイント還元率が1.0%と非常に高く、三井住友カード(NL)はコンビニや飲食店など特定の店舗でタッチ決済を利用すると、最大7.0%のポイント還元率となります。

カードを使用する場所をうまく使い分ければ、効率よくポイントを貯めていけます。

公式サイトJCBカードW
公式サイト三井住友カード(NL)

2. JCBカード W × 楽天カードはネットショッピングに強い組み合わせ

JCBカードWと楽天カードの組み合わせのメリット

ネットショッピングをよく利用する人におすすめの組み合わせです。JCBカード WはAmazonで2.0%、楽天カードは楽天市場で使うと3.0%の還元率となります。

カード情報JCB CARD W
JCBカードW券面画像
楽天カード
楽天カード券面画像
年会費無料無料
申込資格満18歳以上39歳以下
学生可
満18歳以上
ポイント還元率1.0~10.5%
※ 最大還元率はJCB PREMO に交換した場合
1.0~3.0%
国際ブランドJCBVISA
MasterCard
JCB
American Express
家族カード無料無料
ETCカード無料550円(税込)
※ ダイヤモンド会員、プラチナ会員は無料
電子マネーApple Pay
Google Pay
QUICPay
Apple Pay
Google Pay
楽天ペイ
発行までの時間ナンバーレスなら最短5分 1週間程度
海外旅行傷害保険最高2,000万円
(利用付帯)
最高2,000万円
(利用付帯)
国内旅行傷害保険
特徴比較・どこで使っても基本ポイント還元率1.0%
・Amazonはポイント還元率2.0%
・安心のナンバーレスカード
・楽天市場での利用はポイント還元率3.0%
・安心のナンバーレスカード
公式ページ詳細を見る 詳細を見る

※ JCB カード Wは以下の点に注意してください。 
モバ即の入会条件は以下2点
【1】 9:00AM~8:00PM でお申し込み。(受付時間を過ぎた場合は、翌日受付扱い)
【2】 顔写真付き本人確認書類による本人確認。(運転免許証、マイナンバーカード、在留カード)
※ モバ即での入会後、カード到着前の利用方法について、詳しくはJCBカードHPをご確認ください。

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この組み合わせのおすすめポイント

  • 2枚とも基本ポイント還元率が1.0%と高い
  • JCB カード WはAmazon、楽天カードは楽天市場でポイントアップ
  • 2枚とも年会費無料

2枚とも基本ポイント還元率が高いのですが、楽天カードは公共料金や税金の支払いのポイント還元率が0.2%と低いため、固定費を支払うならJCB カード Wを利用したほうがお得です。

また、楽天カードの国際ブランドはJCB以外にしておきましょう。

公式サイトJCBカードW
公式サイト楽天カード

3. リクルートカード× JCBカード W は旅行好きにおすすめの組み合わせ

リクルートカードとJCBカードWの組み合わせのメリット

リクルートカードは、基本ポイント還元率が1.2%と驚異的な高還元率カードです。さらに、ホットペッパーやじゃらんなどリクルート関連のサービスで利用すると最大で4.2%の還元率となります。

カード情報リクルートカード
リクルートカード券面画像
JCB CARD W
JCBカードW券面画像
年会費無料無料
申込資格18歳以上でご本人または配偶者に安定した収入のある人
18歳以上で学生(高校生を除く)
満18歳以上39歳以下
学生可
ポイント還元率1.2〜4.2%1.0~10.5%
※ 最大還元率はJCB PREMO に交換した場合
国際ブランドVISA
MasterCard
JCB
JCB
家族カード無料無料
ETCカード年会費無料
新規発行手数料1,000円(税別)
無料
電子マネーApple Pay
Google Pay
Apple Pay
Google Pay
QUICPay
発行までの時間JCBなら最短5分ナンバーレスなら最短5分
海外旅行傷害保険最高2,000万円
(利用付帯)
最高2,000万円
(利用付帯)
国内旅行傷害保険最高1,000万円
(利用付帯)
特徴比較・基本ポイント還元率が1.2%
・Pontaポイント、dポイントに交換可能
・年会費無料なのに国内旅行傷害保険がついている
・どこで使っても基本ポイント還元率1.0%
・Amazonはポイント還元率2.0%
・安心のナンバーレスカード
公式ページ詳細を見る 詳細を見る

※ JCB カード Wは以下の点に注意してください。 
モバ即の入会条件は以下2点
【1】 9:00AM~8:00PM でお申し込み。(受付時間を過ぎた場合は、翌日受付扱い)
【2】 顔写真付き本人確認書類による本人確認。(運転免許証、マイナンバーカード、在留カード)
※ モバ即での入会後、カード到着前の利用方法について、詳しくはJCBカードHPをご確認ください。

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この組み合わせのおすすめポイント

  • 2枚とも基本ポイント還元率が1.0%以上と高い
  • リクルートカードはリクルート関連のサービスで最大4.2%還元
  • JCB カード W はAmazonで2.0%ポイント還元、旅行特典も充実

リクルートカードは国内旅行傷害保険までついて、特典がかなり充実したカードなのですが、JCB カード W の旅行関連の特典も見逃せません。

JCBは、ハワイのワイキキトロリー(ピンクLINE)の乗車が無料、「たびらば」では世界各地で様々な優待が受けられるなど、旅行の特典が充実しています。JCBトラベルを利用すれば、カード会員限定のサービスも受けられます。

国内旅行はじゃらんで予約しリクルートカードを使用、海外旅行はJCBトラベルで予約しJCB カード Wを使用すると、旅行をお得に楽しみながらポイントもざくざく貯めていけるでしょう。

公式サイトJCBカードW
公式サイトリクルートカード

4. 楽天カード × リクルートカードはポイント還元率重視の人におすすめ

楽天カードとリクルートカードの組み合わせのメリット

とにかくポイント還元率の高い組み合わせです。リクルートカードはどこで使っても1.2%、楽天カードも1.0%です。

2枚とも年会費無料ですので、コストをかけずにポイントを貯めていけるカードです。

カード情報楽天カード
楽天カード券面画像
リクルートカード
リクルートカード券面画像
年会費無料無料
申込資格満18歳以上18歳以上でご本人または配偶者に安定した収入のある人
18歳以上で学生(高校生を除く)
ポイント還元率1.0~3.0%1.2〜4.2%
国際ブランドVISA
MasterCard
JCB
American Express
VISA
MasterCard
JCB
家族カード無料無料
ETCカード550円(税込)
※ ダイヤモンド会員、プラチナ会員は無料
年会費無料
新規発行手数料1,000円(税別)
電子マネーApple Pay
Google Pay
楽天ペイ
Apple Pay
Google Pay
発行までの時間1週間程度JCBなら最短5分
海外旅行傷害保険最高2,000万円
(利用付帯)
最高2,000万円(利用付帯)
国内旅行傷害保険最高1,000万円
(利用付帯)
特徴比較・楽天市場での利用はポイント還元率3.0%
・安心のナンバーレスカード
・基本ポイント還元率が1.2%
・Pontaポイント、dポイントに交換可能
・年会費無料なのに国内旅行傷害保険がついている
公式ページ詳細を見る 詳細を見る
この組み合わせのおすすめポイント

  • 2枚とも年会費が無料で基本ポイント還元率が高い
  • 楽天カードは楽天市場で3.0%還元
  • リクルートカードはリクルート関連サービスで最大4.2%還元

楽天カードは、楽天市場だけでなく全国の街のお店で使えてとても便利なのですが、公共料金の支払いには向いていません。

ポイント還元率が下がってしまうため、固定費の支払いはリクルートカードにします。

また、2枚とも選べる国際ブランドが多いので、それぞれ別の国際ブランドを選ぶと、使えるお店が増えるでしょう。

公式サイト楽天カード
公式サイトリクルートカード

5. 三井住友カード ゴールド(NL)× 楽天カードはコストをかけずにゴールドカードを持ちたい人におすすめ

三井住友カードゴールドと楽天カードの組み合わせのメリット

三井住友カード ゴールド(NL)は、18歳以上から申し込めるゴールドカードです。

年会費は5,500円(税込)とゴールドカードしては低めなうえに、年間100万円以上利用すれば、翌年度以降の年会費がずっと無料になります。

コストをかけずにゴールドカードを持ちたいと思っている方におすすめです。

カード情報三井住友カード ゴールド(NL)
三井住友カード ゴールド(NL)券面画像
楽天カード
楽天カード券面画像
年会費5,500円(税込)
年間100万円以上の利用で翌年以降無料
無料
申込資格満18歳以上で本人に安定継続した収入があること
(高校生を除く)
満18歳以上
ポイント還元率0.5~7.0%1.0~3.0%
国際ブランドVISA
MasterCard
VISA
MasterCard
JCB
American Express
家族カード無料無料
ETCカード無料550円(税込)
※ ダイヤモンド会員、プラチナ会員は無料
電子マネーApple Pay
Google Pay
iD
楽天ペイ
WAON
Apple Pay
Google Pay
楽天ペイ
発行までの時間最短10秒1週間程度
海外旅行傷害保険最高2,000万円
(利用付帯)
最高2,000万円
(利用付帯)
国内旅行傷害保険最高2,000万円
(利用付帯)
特徴比較・コンビニや飲食店で最大7.0%ポイント還元
・安心のナンバーレスカード
・年間100万円以上の利用で継続特典10,000ポイント
・楽天市場での利用はポイント還元率3.0%
・安心のナンバーレスカード
公式ページ詳細を見る 詳細を見る
この組み合わせのおすすめポイント

  • 三井住友カード ゴールド(NL)は100万円以上利用すれば年会費無料にできる
  • 対象のコンビニや飲食店で最大7.0%ポイント還元
  • 楽天カードは基本ポイント還元率1.0%、楽天市場では3.0%

三井住友カード ゴールド(NL)は海外旅行傷害保険だけでなく、国内旅行傷害保険も付いており、さらに空港ラウンジサービスの無料利用など特典が充実しています。

対象のコンビニや飲食店でタッチ決済を利用すると最大7.0%還元、家族ポイントとして最大5%プラスなどのポイントプログラムが充実しているものの、基本ポイント還元率が0.5%とやや低いため、それを補うのが楽天カードです。

楽天カードは楽天市場だけでなく、街のお店で利用してもポイントを貯められます。

ただし、固定費の支払いではポイント還元率が下がるため、公共料金などは三井住友カード ゴールド(NL)を利用しましょう。

公式サイト三井住友カード ゴールド(NL)
公式サイト楽天カード

6. 楽天カードゴールド × JCBカード W は格安年会費でゴールドカードが持てる

楽天カードゴールドとJCBカードWの組み合わせのメリット

ゴールドカードをあまりコストをかけずに持ちたいと思っている人は、楽天カードゴールドもおすすめです。2,200円(税込)という格安の年会費でゴールドカードの特典が受けられます。

三井住友カード ゴールド(NL)は年会費を無料にするために年間利用額が100万円以上という条件があるため、 そこまでカードで利用しないという場合は、楽天カードゴールドの方が使いやすいです。

もともと楽天カードを持っている人が2枚目として楽天カードゴールドを申し込んだ場合は、2,000ポイントのプレゼントもあります。

カード情報楽天カードゴールド
楽天カードゴールド券面画像
JCB カード W
JCBカードW券面画像
年会費2,200円(税込)無料
申込資格原則20歳以上の安定収入のある人満18歳以上39歳以下
学生可
ポイント還元率1.0~3.0%1.0~10.5%
※ 最大還元率はJCB PREMO に交換した場合
国際ブランドVISA
MasterCard
JCB
JCB
家族カード無料無料
ETCカード無料無料
電子マネーApple Pay
Google Pay
楽天ペイ
Apple Pay
Google Pay
QUICPay
発行までの時間1週間程度ナンバーレスなら最短5分
海外旅行傷害保険最高2,000万円
(利用付帯)
最高2,000万円
(利用付帯)
国内旅行傷害保険
特徴比較・誕生月は楽天市場、楽天ブックスポイント4倍
・国内空港ラウンジ2回まで無料
・安心のナンバーレスカード
・どこで使っても基本ポイント還元率1.0%
・Amazonはポイント還元率2.0%
・安心のナンバーレスカード
公式ページ詳細を見る 詳細を見る

※ JCB カード Wは以下の点に注意してください。 
モバ即の入会条件は以下2点
【1】 9:00AM~8:00PM でお申し込み。(受付時間を過ぎた場合は、翌日受付扱い)
【2】 顔写真付き本人確認書類による本人確認。(運転免許証、マイナンバーカード、在留カード)
※ モバ即での入会後、カード到着前の利用方法について、詳しくはJCBカードHPをご確認ください。

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この組み合わせのおすすめポイント

  • ゴールドカードを格安の年会費で持てる
  • ネットショッピングの使い分けでポイントを効率よく貯められる
  • 楽天カードゴールドは誕生月の楽天市場での買い物がポイントアップ

2枚とも基本ポイント還元率が1.0%と高く、ネットショッピングにも強いカードです。楽天市場なら楽天カードゴールドを、AmazonならJCB カード Wを使うと良いでしょう。

公式サイト楽天カードゴールド
公式サイトJCBカードW

7. セゾンパール・アメリカン・エキスプレスカード × リクルートカードはポイント還元率とステータス性を兼ね備えた組み合わせ

セゾンパール・アメリカン・エキスプレスカードとリクルートカードの組み合わせのメリット

セゾンパール・アメリカン・エキスプレスカードは、アメックスブランドでありながら、実質年会費無料で利用できるカードです。

年会費は1,100円(税込)ですが、初年度は無料、年に1円以上の利用があれば翌年度も無料になります。 アメックスのカードですので、「アメリカン・エキスプレス・コネクト」などの会員優待を受けられます。

カード情報セゾンパール・アメリカン・エキスプレスカード
セゾンパール・アメリカン・ エキスプレス・カード券面画像
リクルートカード
リクルートカード券面画像
年会費1,100円(税込)
初年度無料 1円以上の利用で翌年度も無料
無料
申込資格満18歳以上18歳以上でご本人または配偶者に安定した収入のある人
18歳以上で学生(高校生を除く)
ポイント還元率0.5〜2.0%1.2〜4.2%
国際ブランドAmerican ExpressVISA
MasterCard
JCB
家族カード無料無料
ETCカード無料年会費無料
新規発行手数料1,000円(税別)
電子マネーQUICPay
iD
Apple Pay
Google Pay
Apple Pay
Google Pay
発行までの時間デジタルカード:最短5分 通常カード:最短3営業日JCBなら最短5分
海外旅行傷害保険最高2,000万円
(利用付帯)
国内旅行傷害保険最高1,000万円
(利用付帯)
特徴比較・QUICPayの利用でポイント還元率2.0%・基本ポイント還元率が1.2%
・Pontaポイント、dポイントに交換可能
・年会費無料なのに国内旅行傷害保険がついている
この組み合わせのおすすめポイント

  • 年会費無料でアメックスのカードが持てる
  • 基本ポイント還元率が高い
  • セゾンパール・アメリカン・エキスプレスカードは最短5分で発行

セゾンパール・アメリカン・エキスプレスカードは QUICPayを使うとポイント還元率が2.0%にアップします。

ですので、メインカードとしてもおすすめなのですが、QUICPayが利用できないお店もあります。その場合はリクルートカードを使いましょう。リクルートカードは基本ポイント還元率が1.2%です。

また、セゾンパール・アメリカン・エキスプレスカードには旅行傷害保険が付帯していないため、それを補うのがリクルートカードです。リクルートカードには海外旅行傷害保険、国内旅行傷害保険ともに付いています。

2枚目のクレジットカードを作成することを検討していて、現在利用しているカードとどのカードが相性が良いか、また2枚目にはどのようなカードを選べば良いか迷っている方。
 
クレジットカードは銀行系や流通系など多岐にわたる種類があり、それぞれに異なる特典やサービスが付いています。そのため、自分にとって最適な組み合わせを見つけるのは非常に難しいことです。
 
ここで紹介した組み合わせやそれぞれの特徴を参考に、あなたにピッタリのクレジットカードの組み合わせを探してみてください。

メインカードから選ぶクレジットカード2枚の最強の組み合わせ

様々なクレジットカードの組み合わせをご紹介してきましたが、メインカードとしておすすめのカードに合わせるサブカードの組み合わせもご紹介しましょう。

メインカードの弱点を補うものや、メインカードにはない特典が付いているカードをサブカードとして選びます。

JCB カード Wには特定の店舗でポイントアップするカードを組み合わせる

jcbカードwの基本スペックと特長

JCB カード Wの特徴は基本ポイント還元率が高いことと、Amazonやスターバックスなど特定の店舗でポイントアップすることです。

さらにポイントを効率的に貯めるために、サブカードには還元率の高いカードを選びます。

サブカードおすすめポイント
三井住友カード ゴールド(NL)・年間100万円以上の利用で翌年度以降ずっと年会費無料になる
・コンビニや飲食店で最大7%ポイント還元
・国内旅行傷害保険も付帯
・ステータス性も充分
dカード GOLD・携帯料金1,000円ごとに10%還元
・d払いとの併用でdポイント三重どり
・国内主要空港のラウンジが無料
イオンカードセレクト・イオングループでのお買い物がお得
・WAONのオートチャージでポイント二重取り
・イオン銀行ATM手数料が無料
・年間50万円以上の利用でゴールドカードにランクアップ
セブンカード・プラス・nanacoへのチャージでポイント還元
・「お客様感謝デー(毎月8のつく日)」は5%オフ
「ビュー・スイカ」カード・Suicaオートチャージ、定期券の購入でポイントが貯まる
・年間利用額に応じてボーナスポイントあり

特定の店舗で利用するとポイントアップするカードをサブカードとして選びました。

普段のお買い物はJCB カード Wでも充分ポイントを貯められますが、コンビニや特定の飲食店で利用する時は最大7.0%の還元となる三井住友カード ゴールド(NL)を使うなど、うまく使い分けをしていきたいところです。

dポイント、WAONポイント、nanacoポイントなど普段使っているポイントに合わせてサブカードを選んでみてください。

楽天カードには楽天市場以外でもポイントを貯められるカードを選ぶ

楽天カードの基本スペックと特長
楽天カード 公式

楽天カードは、楽天市場で利用するとポイント還元率が3.0%になります。 街のお店でもポイントを貯めることができ、1.0%と還元率も高いのが特徴です。

ですので、サブカードには楽天市場以外で利用したときにポイント還元率が高くなるカードを組み合わせます。

サブカードおすすめポイント
JCB CARD W・JCBのプロパーカード
・ポイント還元率が1.0%と高い
・Amazonやスターバックスでポイントアップ
dカード GOLD・携帯料金1000円ごとに10%還元
・d払いとの併用でポイント三重どり
・国内主要空港のラウンジが無料
イオンカードセレクト・イオングループでのお買い物がお得
・WAONのオートチャージでポイント二重取り
・イオン銀行ATM手数料が無料
・年間50万円以上の利用でゴールドカードにランクアップ

JCB カード Wは基本ポイント還元率が高い上に、Amazonやスターバックスでのポイントアップが狙えます。ですので、楽天市場を使うときは楽天カード、Amazonを使うときにはJCB カード Wと使い分けると良いでしょう。

dポイントユーザーならdカード GOLD、WAONポイントを貯めているならイオンカードセレクトがおすすめです。

dカード GOLDは年会費がかかるものの、ドコモのスマホを使っていれば利用料金1,000円ごとに10%の還元がありますので、年会費の元はすぐに取れます。

三井住友カード(NL)は基本ポイント還元率が高いカードを組み合わせる

三井住友カード(NL)の基本スペックと特長
三井住友カード(NL) 公式

三井住友カード(NL)は 年会費が無料で、セブンイレブンやローソン、ガスト、ドトールなど特定の店舗でタッチ決済を利用するとポイント還元率が最大7.0%となるカードです。

しかし基本ポイント還元率が0.5%とあまり高くないので、それを補うために還元率が1.0%以上のカードを組み合わせます。

サブカードおすすめポイント
JCB CARD W・JCBのプロパーカード
・ポイント還元率が1.0%と高い
・Amazonやスターバックスでポイントアップ
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード・最短5分でデジタルカード発行
・QUIC Payを利用するとポイント2%還元
・アメックスの特典が使える
リクルートカード・基本ポイント還元率が1.2%と高い
・ホットペッパーなどリクルートのサービスで最大4.2%還元
「ビュー・スイカ」カード・Suicaオートチャージ、定期券の購入でポイントが貯まる
・年間利用額に応じてボーナスポイントあり

上記のカードは基本ポイント還元率が高いので、普段遣いのカードとしてもおすすめです。

「ビュー・スイカ」カードはSuicaのオートチャージや定期券の購入などでポイントアップしますので、JR東日本を利用している人は持っていて損のないカードです。

リクルートカードには普段買い物をする店でポイントアップするカードを選ぶ

リクルートカードの基本スペックと特長
リクルートカード 公式

リクルートカードは基本ポイント還元率が1.2%と非常に高いです。

これ1枚でも十分に使えるカードなのですが、 ポイントアップする優待店舗がリクルート関連のみですので、他のお店でもポイントアップできるカードをサブカードとして選びます。

サブカードおすすめポイント
JCB CARD W・JCBのプロパーカード
・ポイント還元率が1.0%と高い
・Amazonやスターバックスでポイントアップ
三井住友カード(NL)・コンビニや飲食店で最大7.0%ポイント還元
・安心のナンバーレスカード
イオンカードセレクト・イオングループでのお買い物がお得
・WAONのオートチャージでポイント二重取り
・イオン銀行ATM手数料が無料
・年間50万円以上の利用でゴールドカードにランクアップ

三井住友カード(NL)はセブンイレブンやローソンなどでポイントアップしますし、JCB カード WはAmazonでのお買い物がお得です。

イオンカードセレクトは、イオン系列のお店でWAONポイントと組み合わせて使うと非常にお得になります。

ネットショッピングで楽天市場をよく使う人は楽天カードをサブカードにしても良いでしょう。

三井住友カード ゴールド(NL)には年会費が無料でポイント還元率の高いカードを合わせる

三井住友カード ゴールド(NL)の基本スペックと特長
三井住友カード ゴールド(NL) 公式

三井住友カード ゴールド(NL)は 年間100万円以上利用すれば翌年度以降の年会費が無料となるものの、初年度は5,500円(税込)の年会費がかかります。

ですので、サブカードには年会費無料のカードを選びます。

サブカードおすすめポイント
JCB CARD W・JCBのプロパーカード
・基本ポイント還元率が1.0%と高い
・Amazonやスターバックスでポイントアップ
リクルートカード・ 基本ポイント還元率が1.2%と高い
・リクルート関連のサービスでは還元率が4.2%にアップ
楽天カード・基本ポイント還元率が1.0%と高い
・楽天市場での利用はポイント還元率3.0%

今回は、年会費無料のカードの中でも基本ポイント還元率が高いカード選んでいます。

どれも基本ポイント還元率が1.0%以上と非常に高く、また、特定の店舗でポイントアップする仕組みが整っています。

クレジットカードを2枚持つときにメインカードとしておすすめのカード

これから初めてクレジットカードを作る人や、今使っているカードと別のメインカードにしたいと思っている人へ、メインカードとしておすすめのカードをご紹介します。

JCB カード Wは一度作ればずっと年会費が無料

メインカードとしておすすめのJCBカードW

カード情報内容
年会費無料
申込資格満18歳以上39歳以下で本人または配偶者に安定した収入があること
18歳以上39歳以下の学生(高校生を除く)
家族カード無料
ETCカード無料
国際ブランドJCB
海外旅行傷害保険最高2,000万円(利用付帯)
国内旅行傷害保険
ポイント還元率1.0~10.5%
※ 最大還元率はJCB PREMO に交換した場合
詳細JCBカードW 公式

JCB カード Wは39歳までの年齢限定カードではありますが、一度作れば40歳以降もずっと使い続けることができます。しかも年会費もずっと無料です。

どこで使っても基本ポイント還元率が1.0%と高いですし、JCBが発行するプロパーカードである点も、メインカードにおすすめの理由です。

カードの発行が早いのも特徴で、20時までに申し込めば最短5分でカード番号が発行されます。

ポイントアップするJCBオリジナルシリーズパートナー店には、Amazonやセブンイレブンなどメジャーなお店が揃っているので、ポイントも効率的に貯められます。

メインカードにするメリット

  • 40歳以降も年会費無料で使うことができる
  • Amazonやスターバックスでポイントアップ
  • 最短5分でカード番号発行
公式サイトJCBカードW

※ JCB カード Wは以下の点に注意してください。 
モバ即の入会条件は以下2点
【1】 9:00AM~8:00PM でお申し込み。(受付時間を過ぎた場合は、翌日受付扱い)
【2】 顔写真付き本人確認書類による本人確認。(運転免許証、マイナンバーカード、在留カード)
※ モバ即での入会後、カード到着前の利用方法について、詳しくはJCBカードHPをご確認ください。

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三井住友カード(NL)は特定のお店でポイントアップ

メインカードとしておすすめの三井住友カード(NL)

カード情報内容
年会費永年無料
申込資格満18歳以上
※高校生は除く
家族カード無料
ETCカード無料
国際ブランドVISA、MasterCard
海外旅行傷害保険最高2,000万円(利用付帯)
国内旅行傷害保険
ポイント還元率0.5~7.0%
詳細三井住友カード(NL)公式

三井住友カード(NL)は 三井住友カードが直接発行するカードで、ステータス性も充分です。プロパーカードとは、厳密にいうと国際ブランドが発行するカードをさしますが、カード会社が発行するカードを指す場合もあります。

年会費無料でありながら、海外旅行傷害保険が最高2,000万円と充実していますし、盗難や紛失に備える会員保障制度もあってセキュリティも万全です。

基本ポイント還元率は0.5%と標準的ですが、特定のコンビニや飲食店で利用することでポイントが最大7.0%までアップします。

業種対象店舗
コンビニセブンイレブン、ローソン、ミニストップ、セイコーマート、ポプラ
ファーストフードマクドナルド、モスバーガー、すき家
ファミレスガスト、バーミヤン、ジョナサン、ココス、はま寿司、しゃぶ葉、サイゼリヤ
カフェドトール、エクセルシオールカフェ

対象店舗をよく利用する人にはとてもお得なカードです。

また、以下の条件を満たすと、ゴールドカードへのインビテーションを受けられます。

対象カードのご利用金額が年間100万円(税込)以上であること
満18歳以上(高校生は除く)であること
メールサービス「三井住友カードレター」を「受け取る」設定にしていること
引用元:ゴールドへ年会費永年無料でアップグレード|クレジットカードの三井住友VISAカード

将来ゴールドカードに移行したいと思っている人にも、おすすめのメインカードです。

メインカードにするメリット

  • 対象のコンビニ・飲食店で最大7.0%還元
  • 即時発行で申し込めば最短10秒で発行
  • 年間100万円以上の利用でゴールドカードへランクアップ
公式サイト三井住友カード(NL)

楽天カードは基本ポイント還元率が高く楽天市場ではさらにポイントアップ

メインカードとしておすすめの楽天カード

カード情報内容
年会費無料
申込資格満18歳以上
家族カード無料
ETCカード550円(税込)
※ダイヤモンド会員、プラチナ会員は無料
国際ブランドVISA、MasterCard、JCB、American Express
海外旅行傷害保険最高2,000万円
国内旅行傷害保険
ポイント還元率1.0~3.0%
詳細楽天カード 公式

楽天カードをメインカードとしておすすめする理由は、年会費が無料でありながら基本ポイント還元率が1.0%と高いことです。

楽天カードは楽天市場だけでなく、スーパーやコンビニ、ドラッグストアなど全国で500万店以上のお店で利用できます。

カードを提示するだけでもポイントが貯まりますので、他のカードを使いながら楽天ポイントを貯めていくこともできるのです。

また、楽天市場ではポイント還元率が3.0%までアップしますので、楽天市場をよく使う人は必携のカードといえるでしょう。

メインカードにするメリット

  • 年会費無料なのに基本ポイント還元率が1.0%
  • 加盟店が多いのでネットショッピングだけでなく街のお店でも使いやすい
  • 楽天サービスの利用でさらにポイントアップ
公式サイト楽天カード

リクルートカードは基本ポイント還元率が1.2%

メインカードとしておすすめのリクルートカード

カード情報内容
年会費無料
申込資格18歳以上でご本人または配偶者に安定した収入のある人
18歳以上で学生(高校生を除く)
家族カード無料
ETCカード年会費無料
新規発行手数料1,000円(税別)
国際ブランドVISA、MasterCard、JCB
海外旅行傷害保険最高2,000万円(利用付帯)
国内旅行傷害保険最高1,000万円(利用付帯)
ポイント還元率1.2〜4.2%
詳細リクルートカード公式

リクルートカードのメリットは、その基本ポイント還元率の高さです。年会費無料で、どこで使っても1.2%と非常に高いのが特徴です。

ホットペッパービューティーやホットペッパーグルメなど、リクルート関連のサービスを利用することで、ポイント還元率が最大4.2%までアップします。

これらのサービスをよく利用する人なら、メインカードとして使うことでより多くのポイントを貯められるでしょう。

そして、年会費無料のカードには珍しく、国内旅行傷害保険が付いています(利用付帯)。 年会費無料のカードでは旅行の保険がついていないことも多いので、旅行好きな方のメインカードとしてもおすすめです。

メインカードにするメリット

  • 年会費無料なのに基本ポイント還元率が1.2%
  • リクルートポイントはPontaポイントやdポイントに交換可能
  • 国内旅行傷害保険もついている(利用付帯)
公式サイトリクルートカード

三井住友カード ゴールド(NL)は使い方によって年会費が無料になるゴールドカード

メインカードとしておすすめの三井住友カード ゴールド(NL)

カード情報内容
年会費5,500円(税込)
年間100万円以上の利用で翌年以降無料
申込資格満18歳以上で本人に安定継続した収入があること
(高校生を除く)
家族カード無料
ETCカード無料
国際ブランドVISA、MasterCard
海外旅行傷害保険最高2,000万円(利用付帯)
国内旅行傷害保険最高2,000万円(利用付帯)
ポイント還元率0.5~7.0%
詳細公式サイト

できるだけコストをかけずにゴールドカードを持ってみたいと思っている人におすすめなのが三井住友カード ゴールド(NL)です。

初年度こそ5,500円(税込)の年会費がかかりますが、年間100万円以上を利用すれば翌年以降の年会費がずっと無料になります。

一定の金額を利用することで翌年の年会費が無料になるハイランクのカードはありますが、いちど条件を達成すればずっと年会費が無料になるカードはなかなかありません。

三井住友カードが発行するカードですから、ステータス性も十分です。

旅行傷害保険やショッピング補償など保険も充実しており、旅行好きな方にもおすすめのカードです。

メインカードにするメリット

  • コストをかけずにゴールドカードが持てる
  • 国内旅行傷害保険も付帯(利用付帯)
  • ショッピング補償も充実
公式サイト三井住友カード ゴールド(NL)

dカードGOLDはドコモユーザーにおすすめ

メインカードとしておすすめのdカードGOLD

カード情報内容
年会費11,000円(税込)
申込資格満18歳以上で安定した継続収入があること
(高校生を除く)
家族カード1人目無料
2人目以降1,100円(税込)
ETCカード無料
国際ブランドVISA、MasterCard
海外旅行傷害保険最高1億円(自動付帯)
国内旅行傷害保険最高5,000万円(利用付帯)
ポイント還元率1.0~10.0%
詳細dカードGOLD 公式

dポイントを貯めている人や、ドコモのスマホを使っている人におすすめなのがdカードGOLDです。

ゴールドカードなので11,000円(税込)の年会費がかかりますが、携帯料金1,000円ごとに10%ポイント還元されるので、すぐに元が取れてしまいます。

d払いの支払い方法にdカードGOLDを設定することで、ポイントの三重どりが可能です。

カード支払いでは100円ごとに1ポイント貯まるので、基本還元率が1.0%とそれでも充分高いのですが、d払いと併用することで常に2倍になります。

ゴールドカードですから、旅行の傷害保険や空港ラウンジの無料利用など旅行関連の特典も充実しています。

ドコモユーザーですとよりお得ではありますが、ドコモを使っていない人でもポイントを貯めやすく、メインカードとして使い勝手の良いカードです。

メインカードにするメリット

  • 携帯利用料のポイント還元で年会費の元が取れる
  • dカードでスマホを購入すると最大10万円の補償
  • 国内旅行傷害保険や空港ラウンジの無料利用など旅行関連特典が充実
公式サイトdカードGOLD

セゾン パール・アメリカン・ エキスプレス・カードは無料でアメックスを使いたい人におすすめ

メインカードとしておすすめのセゾンパール・アメリカン・エキスプレスカード

カード情報内容
年会費1,100円(税込)初年度無料
1円以上の利用で翌年度も無料
申込資格満18歳以上
家族カード無料
ETCカード無料
国際ブランドAmerican Express
海外旅行傷害保険
国内旅行傷害保険
ポイント還元率0.5〜2.0%
詳細公式サイト

セゾン パール・アメリカン・エキスプレス・カードは、QUICPayを利用すれば最大で2%還元(4倍)となりますので、メインカードとしておすすめです。

QUICPayの加盟店は全国で170万店を超えており、コンビニやスーパー、ドラッグストアなど身近なお店で使えます。

デジタルカードなら発行まで最短5分ととても早く、 アメリカンエクスプレスの会員限定優待なども利用できるのに年会費が無料なのが嬉しいところです。

アメックスのカードといえば、ステータス性が高い代わりに年会費も高いことで知られています。しかしセゾン パール・アメリカン・ エキスプレス・カードなら、実質ずっと年会費無料で使うことができます。

コストをかけずにステータス性の高いカードをメインカードとして使いたい方におすすめです。

メインカードにするメリット

  • QUIC Payを使えばポイント還元率が2.0%
  • 年会費無料でアメックスのカードが使える
  • デジタルカードは最短5分で発行
公式サイトセゾン パール・アメリカン・エキスプレス・カード

クレジットカードを2枚持つときにサブカードにおすすめのカード

サブカードには、年会費が無料で、特定のお店やサービスでポイントアップしたり、優待を受けられるカードがおすすめです。

セブンカードプラスはnanacoポイントを貯めやすい

サブカードとしておすすめのセブンカードプラス

カード情報内容
年会費永年無料
申込資格満18歳以上で本人または配偶者に安定した収入があること
18歳以上の学生(高校生は不可)
家族カード無料
ETCカード無料
国際ブランドVISA、JCB
海外旅行傷害保険
国内旅行傷害保険
ポイント還元率0.5~1.0%

セブンカードプラスは年会費が無料で、セブン&アイグループで使うとポイント還元率が1.0%と高くなるカードです。

基本ポイント還元率は0.5%なのですが、以下の店舗で利用すると200円(税込)ごとに1ポイント貯まります。

【対象店舗】

  • セブンイレブン
  • デニーズ
  • イトーヨーカドー
  • セブンネットショッピング
  • アリオ
  • ヨークフーズ
  • ヨークプライス
  • ヨークマート

また、対象の商品を購入することでボーナスポイントが加算され、4月から翌年3月末までの1年間に対象店で利用した金額に応じて累計ボーナスポイントも加算されます。

nanacoポイントの有効期限は、4月から翌年3月末までに加算されたものが翌々年の3月末日までと非常に長くなっています。

メインカードでは別のポイントを貯めつつ、セブン&アイグループを利用するときはセブンカードプラスを利用すれば、効率的にnanacoポイントを貯めていけるでしょう。

nanacoポイントは、1ポイント= 1円として利用できるほか、ANAマイルにも交換できますので、マイルを貯めたい人のサブカードとしてもおすすめです。

メインカードにするメリット

  • セブン&アイグループで使うと還元率1.0%
  • ネットスーパーでも還元率1.0%
  • nanacoへのクレジットチャージでポイントが貯まるのはセブンカードプラスだけ

エムアイカードは三越伊勢丹グループで利用すると最大10.0%還元

サブカードとしておすすめのエムアイカード

カード情報内容
年会費2,200円(税込)初年度無料
申込資格満18歳以上で安定した収入がある人、その配偶者、学生
(高校生は除く)
家族カード無料
ETCカード無料
国際ブランドVISA、American Express
海外旅行傷害保険
国内旅行傷害保険
ポイント還元率0.5〜10.0%

エムアイカードプラスは、最短60分でのカード発行が可能です。

WEBから申し込むか、もしくは百貨店内のカードカウンターで申し込み、審査完了後すぐにカードを発行してもらえます。

エムアイカードプラスのメリットは、申し込んだその日からポイント還元率が5.0%と非常に高いことです。三越伊勢丹グループでは、最低でも5.0%、年間の利用額によって最大10.0%までポイント還元率がアップします。

系列店でもポイント還元率が1.0%以上になりますので、年会費がかかったとしても、三越伊勢丹グループをよく利用する人には非常にお得なカードです。

メインカードにするメリット

  • カウンターでの申し込みで最短60分発行
  • 入会初日から5.0%ポイントが貯まる
  • ポイント還元率最大10.0%

「ビュー・スイカ」カードは定期券購入でもポイントが貯まる

サブカードとしておすすめのビュー・スイカ

カード情報内容
年会費524円(税込)
申込資格満18歳以上
(高校生は除く)
家族カード524円(税込)
ETCカード524円(税込)
国際ブランドJCB、VISA、MasterCard
海外旅行傷害保険最高500万円(利用付帯)
国内旅行傷害保険最高1,000万円(利用付帯)
ポイント還元率0.5〜5.0%

「ビュー・スイカ」カードは、524円(税込)の年会費がかかるものの、JR東日本、Suicaをよく利用する人であれば、すぐに元が取れるカードです。

  • Suicaへのチャージで1.5%還元
  • モバイルSuica定期券で5%還元
  • モバイルSuicaグリーン券で5%還元
  • 新幹線eチケットでチケットレス乗車をすると5%還元
  • 駅ビルの買い物で1.0%
  • 「JRE MALL」「JRE MALLふるさと納税」で最大3.5%

また、年間の利用額に応じてボーナスポイントのプレゼント。使えば使うほどお得になるカードです。

JR東日本をよく利用する人なら、年会費をかけても作っておいて損のないカードです。

メインカードにするメリット

  • 月に3,000円以上のSuicaのオートチャージで年会費の元が取れる
  • 年11,000円以上のモバイルSuica定期券の購入で年会費を上回るポイント
  • 月3,500円以上の駅ビルでの買い物で年会費を上回るポイント

dカードはどこで使ってもポイント還元率1.0%

サブカードとしておすすめのdカード

カード情報内容
年会費無料
申込資格満18歳以上
※高校生除く
家族カード無料
ETCカード初年度無料、次年度から550円
年に1度でも利用すれば翌年度以降も無料
国際ブランドVISA、MasterCard
海外旅行傷害保険29歳以下のみ最高2,000万円
国内旅行傷害保険29歳以下のみ最高1,000万円
その他付帯保険・dカードケータイ補償
・お買い物あんしん保険(年間100万円)
ポイント還元率1.0~5.0%

dカードは、年会費が無料で基本ポイント還元率が1.0%と高いので、メインカードにもなるおすすめのお得なカードです。

特に、ドコモのスマホを使っている人やd払いをよく利用する人、dポイントを貯めている人にはぜひ作っておいて欲しいカードです。

d払いと併用することでさらにポイントアップしますので、上手に使っていきましょう。

  • d払いの支払い方法にカードを設定→0.5ポイント
  • dポイントカード提示→1.0ポイント
  • d払いで支払い→0.5ポイント

これで合計2.0%の還元率となります。

持っていてもコストがかからないので、2枚目のカードとして持っておいても損はありません。

メインカードにするメリット

  • 基本ポイント還元率が1.0%と高い
  • 年会費が永年無料
  • d払いと合わせてポイント三重どりが可能

イオンカードセレクトはWAONとの併用でポイント二重取り

サブカードとしておすすめのイオンカードセレクト

カード情報内容
年会費無料
申込資格満18歳以上で電話連絡可能な方
家族カード無料
ETCカード無料
国際ブランドVISA、MasterCard、JCB
海外旅行傷害保険
国内旅行傷害保険
ポイント還元率0.5~1.0%

イオンカードセレクトは、キャッシュカードとクレジットカード、電子マネーWAONが1枚のカードで利用できるので、これ以上カードを増やしたくない人におすすめです。

基本ポイント還元率は0.5%ですが、イオンやダイエー、マックスバリューなどイオングループのお店で利用すると常に2倍の1.0%となります。

電子マネーWAONへのオートチャージに利用し、さらにイオングループでWAONを使うことで、ポイント還元率が1.5%までアップします。

その他にもこのような特典がついています。

  • イオンシネマの映画料金がいつでも300円引き
  • 公共料金の支払いで毎月5ポイント
  • イオン銀行給与振込口座に指定すると毎月10ポイント
  • 年間50万円以上の利用でゴールドカードに無料でランクアップ

年会費無料なのにポイント還元率も高く、様々な特典が付いているお得なカードです。

メインカードにするメリット

  • キャッシュカードと一体になっていて便利
  • イオングループでの利用は常にポイント2倍
  • 電子マネーWAONへのオートチャージでポイント二重取り

エポスカードはレジャーやグルメの優待が豊富

サブカードとしておすすめのエポスカード

カード情報内容
年会費無料
申込資格満18歳以上であること
家族カード
ETCカード無料
国際ブランドVISA
海外旅行傷害保険最高2,000万円(利用付帯)
国内旅行傷害保険
ポイント還元率0.5~2.5%

エポスカードはアプリをダウンロードすれば即時発行が可能なカードです。

エポススマホカードなら、24時間即時発行が可能なので、夜中にネットショップで買いたいものを見つけた時でも、すぐにお買い物ができます。

プラスチックカードは後から郵送されてきます。

プラスチックカードをすぐに手にしたい場合は、WEBから申し込んだ後にマルイのカウンターで発行してもらいましょう。こちらも最短即日発行が可能です。

優待特典が充実しており、全国の飲食店や遊園地、美容院やネイルサロンなどで様々な優待が受けられます。 年会費が無料のカードですから、優待のために作っておいても損はないでしょう。

【優待の例】

  • 東天紅上野本店飲食代10%割引
  • アパホテル&リゾート対象レストランでエポスポイント3倍
  • 富士急ハイランドフリーパス割引
  • ポール&ジョー公式オンラインストアポイント2倍
  • U-NEXT新規申し込みでポイントプレゼント
  • らでぃっしゅぼーや旬の果物野菜お試しセット500円引き
  • エステティックサロンシーズ・ラボ各店初回特別割引

発行時間がとても早く、年会費もかかりませんので、サブカードとして持っておいて損のないカードです。

メインカードにするメリット

  • 年会費無料
  • 最短即日発行が可能
  • 飲食店や美容室、ネイルなど全国1万店以上の割引優待

年代別・クレジットカード最強の2枚の組み合わせ

ここからは、年代に合わせた最強の2枚の組み合わせをご紹介します。

学生や20代におすすめのコスパの良いクレジットカード最強の2枚

学生や20代の若い人におすすめなクレジットカードの組み合わせ

学生や20代の若い人におすすめなのはこの2つの組み合わせです。

  • JCB カード W×楽天カード
  • リクルートカード×楽天カード

JCB カード Wは18歳から39歳までの年齢限定カードとなっており、若年層向けのカードなので、初めてクレジットカードを作る人にもおすすめの1枚です。

40歳以降も年会費無料でずっと使い続けることができますから、メインカードとしてもおすすめです。

そして同じくポイント還元率が高いのが楽天カードです。こちらも年会費が無料で楽天市場だけでなく街のお店でも楽天ポイント加盟店では1%の高還元率となります。

【その他年会費無料で使いやすいカードの組み合わせ】

  • JCB カード W × イオンカードセレクト
  • JCB カード W × dカード
  • JCB カード W × リクルートカード
  • JCB カード W × PayPayカード
  • 楽天カード × イオンカードセレクト
  • 楽天カード × dカード
  • 楽天カード × 三井住友カード(NL)

30代におすすめのコスパとステータス性を兼ねたクレジットカード最強の2枚

30代の人におすすめなクレジットカードの組み合わせ

30代におすすめなのはこちらの組み合わせです。

  • JCB カード W × 三井住友カード(NL)
  • 楽天カードゴールド × JCB カード W

JCB カード WはJCBが、三井住友カード(NL)は三井住友カードがそれぞれ発行するプロパーカードです。

ステータス性も充分ですし、JCB カード Wは基本ポイント還元率が1.0%と高いのが特徴です。

コンビニや対象の飲食店で利用する場合は、三井住友カード(NL)の方がポイントアップするので、利用する店をうまく使い分けましょう。

街のお店よりもネットショッピングをよく利用するという人であれば、メインカードを楽天カードゴールドにするのもおすすめです。

格安の年会費でゴールドカードが持てますし、誕生月には楽天市場での買い物がポイント4倍になります。

JCB カード WはAmazonでの買い物でポイントが2.0%還元となりますので、ここもうまく使い分けてください。

【その他ステータス性とコスパの良いカードの組み合わせ】

  • JCB カード W × セゾン パール・アメリカン・ エキスプレス・カード
  • JCB カード W × エムアイカード
  • 楽天カードゴールド × セゾン パール・アメリカン・ エキスプレス・カード
  • 楽天カードゴールド × JCB カード W

40代におすすめのゴールドカードをメインにしたクレジットカード最強の2枚

40代の人におすすめなクレジットカードの組み合わせ

40代におすすめの組み合わせはこちらです。

  • 三井住友カード ゴールド(NL)× リクルートカード
  • 三井住友カード ゴールド(NL)× セゾンパール・アメリカン・エキスプレスカード

40代になったら一般カードを卒業してゴールドカードを持ちたいという人も多いでしょう。

メインカードを三井住友カード ゴールド(NL)として、還元率を補うカードにリクルートカードかセゾンパール・アメリカン・エキスプレスカードを選びます。

リクルートカードはどこで使っても基本ポイント還元率が1.2%、セゾンパールアメリカン・エキスプレスカードはQUICPayを使えばポイント還元率が2.0%になります。

【その他ゴールドカードとの組み合わせ】

  • 三井住友カード ゴールド(NL)× dカード
  • 三井住友カード ゴールド(NL)× 楽天カード
  • 三井住友カード ゴールド(NL)× イオンカードセレクト

50代におすすめのステータス性も兼ね備えたクレジットカード最強の2枚

50代の人におすすめのステータス性も兼ね備えたクレジットカードの組み合わせ

50代になったら、メインカードゴールドカードにし、年会費無料のカードをサブカードとした組み合わせがおすすめです。

  • dカードGOLD×楽天カード
  • アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード×楽天カード

年会費をかけても良いという方におすすめのゴールドカードがdカードGOLDとアメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードです。

dカードGOLDは 年会費が11,000円(税込)かかりますが、ドコモのスマホを使っている人なら、料金1,000円ごとに10%の還元がありますので、すぐに年会費の元は取れるでしょう。

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードの年会費は39,600円(税込)とやや高めですが、家族カードは1枚まで無料で追加ができますし、保険や特典、アメックスのサービスが非常に充実しています。

  • 「ゴールド・ダイニングby招待日和」でコースメニュー2名以上の予約で1名分無料
  • ホテルダイニングで優待割引
  • ポケットコンシェルジュダイニング20%キャッシュバック
  • スターバックスカードオンライン入金で20%キャッシュバック
  • 「メンバーシップ・リワード・プラス」年間参加費が無料(通常3,300円(税込))

「メンバーシップ・リワード・プラス」は特にメリットが大きいサービスです。Amazonなど対象の店舗でポイント還元率が3.0%になるとともに、ポイントの有効期限が無期限になります。

サブカードとしては、年会費無料で基本還元率が1.0%の楽天カードをおすすめしますが、同じくポイント還元率の高いリクルートカードもおすすめです。

また、dカードやau PAYカードなど、携帯キャリアが発行しているカードも基本ポイント還元率が高いのでおすすめです。利用しているスマホに合わせて選ぶのも良いでしょう。

【その他ステータス性の高い組み合わせ】

  • dカードGOLD × 三井住友カード(NL)
  • dカードGOLD × 楽天ゴールドカード
  • アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード × 三井住友カード(NL)
  • アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード × 楽天ゴールドカード

クレジットカード最強の2枚の選び方のポイント

クレジットカード最強の2枚の使い分けのポイント

様々な組み合わせがある中で、究極といえる2枚を選ぶポイントを紹介します。

メインカードを選ぶときは基本還元率が高いカードがおすすめ

メインカードには、普段よく使うカードを選びます。

  • スーパーでの買い物
  • 日用品
  • コンビニ、ファーストフードなどでの利用
  • 平日のランチでの利用

など、利用頻度の高いカードなので、基本ポイント還元率が1.0%以上のものがおすすめです。

特に大きな買い物などをしなくても、普段よく行くスーパーやコンビニなどでコツコツ使っているだけで自然とポイントが貯まっていくでしょう。

さらにそのよく行くお店が、カードの特約店となっていればよりポイント貯めやすいです。

ポイント還元率は基本(通常)の還元率をチェックすることを忘れずに。ポイントは、キャンペーン期間中のポイントや特定なお店での利用など、期間やお店が限定されている場合があります。

もちろん、条件などでポイントアップするクレジットカードはお得になるので、ポイントアップしやすいのもチェックポイントです。さらに、通常時の還元率が高ければいつでも、どこで利用してもポイントが貯まります。

改めて解説すると、ポイント還元率は利用金額に対して、いくら分のポイントが付くかということです。例を挙げてみると、

  • 100円で1円分のポイントが還元→還元率は1.0%
  • 200円で1円分のポイントが還元→還元率は0.5%
  • 1,000円で5円のポイントが還元→還元率は0.5%

また、付与率にも注目しましょう。付与率というのは、いくら利用すると何ポイント付くか、ということです。クレジットカードによって、100円で1ポイント付くケースもあれば、200円で1ポイントということもあります。

1,000円で1ポイントだと、ポイントが付きにくいと感じるかもしれませんが、1ポイントはいくらになるのかを確認することが重要です。

1ポイントの価値にも注目しましょう。必ずしも1ポイント=1円とは限りません。1ポイントが0.5円の場合もあれば、3円や5円の場合もあります。

さらに、ポイントの端数の切り捨てにも注意が必要です。

ポイント付与のタイミングはクレジットカードによって、1回ごとの利用で付与されるケースもあれば、1ヶ月ごとの利用金額に対して付与されるケースもあります。

例えば1,000円ごとに1ポイント付与される場合、1,999円の買い物で付与されるポイントは1ポイント。999円は切り捨て、ということになります。一方、1ヵ月分の利用代金に対してポイントが付与されるケースがあります。

1,999円の買い物を10回した場合、その2種類を比較してみると次のようになります。

ポイント付与のタイミング利用回数利用金額付与されるポイント
1回ごと10回19,990円10ポイント
1ヵ月分10回19,990円19ポイント

1ヵ月分の利用金額に対してポイントが付く場合、19,990円に対するポイントなので19ポイント付与されることになります。同じ金額を利用していても、付与されるタイミングによってポイント数に差が生じてしまうのです。

ポイントは積み重ねなので、小さな差でも結果大きな差になるものです。ポイント付与のタイミングや切り捨てなどについても確認してカード選びをしましょう。

ポイントの使い道を確認する

ポイントが貯まるけれど使い道に困る、ということでは、ポイントを貯めていてもお得になりません。ポイントは何に使えるのかを確認し、自分にとって便利でお得な使い道があるクレジットカードを選ぶことです。

クレジットカードのポイントには、主に次のような使い道があります。

  • 商品(アイテムやギフトカード)・サービスと交換
  • 他社ポイントに交換
  • 利用代金の支払いにあてる
  • 寄付
  • 株式投資などの資産運用

ポイントと交換できる商品は家電やグルメ、ファッションなどさまざまです。中には、ギフトカードと交換できるケースもあります。

カード会社が提供する商品やサービスの中に欲しい物がなくても、利用代金の支払いに充てられたり、他社ポイントに交換できたりすればポイントを有効に使用できるでしょう。

クレジットカード会社によって、何ポイントから利用できるのか、1ポイントいくら分か、利用代金の支払いに条件が制限はあるか、などが異なるので、詳細をチェックしておくことも必要です。

他社ポイントに交換できるケースでは、何ポイントから可能かといったことのほか、交換レートがあるのでチェックしましょう。交換レートによっては損をしてしまうこともあるので注意が必要です。

寄付をしたいと考えていても、信頼できるかどうか不安でできなかった、という場合でも、クレジットカード会社のポイントであれば信頼できます。

資産運用ができるケースであれば、ポイントを使って株式投資などの勉強をすることができるのもメリットでしょう。

ポイントの交換はすぐに反映されないことも多いものです。ポイント交換の手続きをしてから反映されるまでどれくらいの時間がかかるのかも確認しておきましょう。

年会費を見て選ぶ

特典と年会費のバランスもとても大切です。

年会費が高くなるほど、サービスや特典も充実してきますが、2枚とも年会費有料のカードにすると、カードの維持費が負担となってしまいます。

できれば、年会費無料のほうがコストもかからず使いやすいです。

メインカードを年会費有料のカードにするなら、ポイント還元や特典で充分元が取れるものを選び、サブカードは年会費無料のカードにするのが良いでしょう。

年会費には次のような種類(条件など)があります。

永年無料条件などがなくずっと無料
初年度のみ無料入会1年目は無料で2年目以降から有料
有料でも条件クリアで無料一定金額以上の利用で無料、1回も利用しないと有料、など

条件などを確認して選ぶようにしましょう。

また、家族カードの場合、クレジットカードによって年会費が異なる場合があります。

無料本会員と同様に無料
有料本会員と同様に有料
本会員より低料金本会員の年会費より低料金
カードの種類による一般カードは無料だがゴールドやそれ以上のステータスのカードは有料
2枚目から有料家族カードが1枚目は無料だが2枚目から有料

家族カードの年会費も、クレジットカードによっていろいろです。家族カードが必要になるようであれば、家族カードの年会費もチェックしておくことをおすすめします。

国際ブランドは分けて作る

クレジットカードを2枚以上持つ場合は、国際ブランドを分けましょう。

同じ国際ブランドを選んでしまうと、そのブランドが使えないお店でクレジットカードが使えなくなってしまいます。

1枚目をVISAにしたなら2枚目はMasterCardやJCBにするなど、違うブランドで作っておきます。

国際ブランドには、主に次のようなものがあります。

VISA世界で最も多い加盟店を持つ国際ブランド。日本国内でも海外でも使いやすいため、VISAが使えるカードは持っていた方が便利
MastercardVISAに次ぐ高いシェアを占める国際ブランド。日本でも加盟している店舗は多く使いやすい。海外ではヨーロッパで使いやすいと言われている
JCB日本発の国際ブランド。日本国内での加盟店は多いので使いやすいが、海外で利用する際は不便さを感じることもあるので、VISAが使えるクレジットカードもあると安心
American Express年会費が高めで高級レストランや一流ホテルなどの特典や優待サービスが充実している。ステータス性の高い国際ブランド
Diners Club世界初のクレジットカード。American Expressと同様、ステータス性が高い富裕層向けといった印象が強い。旅行やエンターテインメント、グルメなどにおける特典も多く、補償サービスも充実している
銀聯(ぎんれん)カード中国発の国際ブランド。急成長している国際ブランドで、日本に旅行する中国人が多いため日本でも加盟店が増加中。中国に行く機会が多い人におすすめ
ディスカバーカードアメリカのクレジットカード会社が発行する国際ブランド。JCBと提携しているため、JCB加盟店で利用できることも多い。ただし、日本では発行できない
複数の国際ブランドのクレジットカードを持っていると利用範囲が広がります。自分が利用する店舗で利用できるか、また海外に行くことが多いかなど、どこに行く機会が多いかなどを考慮して選ぶとよいです。

クレジットカードを持つ目的に合わせて選ぶ

クレジットカードは自分のライフスタイルに合わせて、目的別に作ると使いやすいです。

たとえば、メインカードは日頃使うスーパーや公共料金の支払いでポイントが貯まりやすいカードを、サブカードはたまに使うネットショップでポイントアップするカードを使うと、街のお店でもネットショップでもポイントを貯めやすくなります。

クレジットカードには様々な特徴、特典があるものの、自分がよく使うものでなければついていても意味がありません。

頻繁に海外旅行へ行く人でなければ、海外旅行傷害保険はあまり必要ではないですし、飛行機を使った旅行をしない人には空港ラウンジの無料利用もあまり役に立たないでしょう。

その特典は本当に自分が普段の生活で使いやすいのかを考えて、カードを選んでください。

究極の1枚としておすすめのクレジットカードを紹介している記事も是非ご覧ください。クレジットカードおすすめランキング

2枚持つと使いすぎが不安な場合はデビットカードを検討する

クレジットカードは1枚だけだと不安。しかし、2枚持つと使いすぎてしまうのが不安、という場合は、1枚をデビットカードにするのも方法の一つです。

デビットカードは利用すると同時に、利用代金が即座に自分の銀行口座から引き落としされる仕組みのカードです。クレジットカードのように後払いではなく、銀行口座に入金されている金額しか利用できないので、使いすぎて支払いができない、ということがありません。

銀行のキャッシュカードをそのまま利用できるJ-Debitもありますが、人気なのは利用範囲の広い国際ブランドが付いたブランドデビットカード(VisaデビットやJCBデビット)です。

J-Debitは、金融機関のキャッシュカードで買い物などの支払いができるサービスで、全国約56万カ所以上のJ-Debit加盟店でご利用いただけます。

引用元:株式会社 日本決済情報センター J-Debit

ブランドデビットカードは利用可能な加盟店が多く便利です。

ブランドデビットカードはポイントも付与されます。また、デビットカードは海外ATMで現地通貨を引き出せるので、両替をする必要がないので便利です。

ただし、支払い方法は一括払いのみしかできません。リボ払いや分割払いはできないので利用代金には注意が必要です。また、一般的なクレジットカードのようにキャッシング機能はなく、ETCカードなどを発行することはできません。

デビットカードはクレジットカードのように、お金がなくても買い物ができたり、サービスを受けたりすることはできませんが、使いすぎを防ぐことができます。リボ払いのように手数料がかさむ心配もありません。クレジットカードと同様、さまざまなシーンで利用できます。

クレジットカードを1枚、デビットカードを1枚という選択をすれば、2枚のクレジットカードで利用代金が膨らみ支払いを滞納してしまうということは防げるのではないでしょうか。

クレジットカードを2枚持ちするときは時間を空けて申し込む

クレジットカードを2枚持ちするときは同時に申込しないこと

クレジットカードを2枚作ろうと考えた際、同時に申し込むことは避けるべきです。

クレジットカードの申し込み記録は信用情報機関に保管され、カード会社は審査の際に必ず信用情報を確認します。そのため、短期間で複数のカードに申し込むと、その事実が把握されてしまいます。

短期間に多くのクレジットカードに申し込むと、金銭的に困窮している、またはキャンペーン目当てで申し込んでいると見なされる可能性があります。

こうした印象が悪くなると、審査に通らない場合もありますので、まずは1枚に絞って申し込みましょう。

まず1枚目のカードを作り、利用と支払いを繰り返して実績を積み、その後、半年以上経ってから2枚目のカードに申し込むのが賢明です。

また、入会と退会を繰り返したり利用していなかったりするのも特典目当てと判断され、審査通過できないことがあります。

クレジットカード会社は年会費のほか、クレジットカード会社の加盟店からの手数料、リボ払いや分割払いで生じる手数料などから収益を得ています。

クレジットカードを利用していないと利益につながりません。信用情報にはカードの利用履歴も記録されるので入会をしたのに利用がないとなれば、入会特典などが目的でカードの利用はしない人、と判断されてしまう可能性があります。

また、入会しただけで利用していないとクレジットヒストリーを築くことができません。クレジットカードを作成し、利用して代金をしっかり返済する、というクレジットヒストリーがあった方が、審査通過しやすくなります。

短期間で複数の申し込みをしたり、特典目当てで入会と退会を繰り返したりしないようにしましょう。

クレジットカードを2枚持ちするメリット

クレジットカードを2枚持ちするメリット

カードは1枚あれば充分だとお考えの方もいるかもしれませんが、2枚持ちには以下のようなメリットがあります。

ポイント還元率が高いカードを使い分けて効率よくポイントを貯められる

特定のお店で使うことで還元率が高くなるカードをうまく使い分けることで、効率的にポイントを貯めることができます。

たとえば、「JCB カード W × 楽天カード」の組み合わせは、どちらもポイント還元率が1.0%です。しかし、JCB カード WはAmazonで、楽天カードは楽天市場でそれぞれポイントアップします。
 
そのため、Amazonを利用する際に楽天カードを使うのはもったいないと言えます。

自分がよく使うお店でポイントアップするカードを選ぶことで、1枚だけで使うよりも効率的にポイントを貯めることができます。

国際ブランドを分ければカードを使えるお店が増える

クレジットカードを1枚しか持っていないと、そのカードの国際ブランドのお店でしか使えません。

たとえば、JCB カード WはJCBのカードなので、国際ブランドはJCBです。JCBの加盟店以外では使えません。VISAは使えるけれどJCBは使えないというお店では、現金払いとなってしまいます。

クレジットカードを導入している店舗ですべての国際ブランドが使えるとは限らないので、国際ブランドを分けて作っておくと使えるお店がその分増えます。

カード2枚分の利用可能枠を持てる

クレジットカードには、その人の年齢や年収に応じた利用可能枠が設定されています。その枠内でしか買い物はできません。

ただし、カードが2枚あれば利用可能枠も2倍になるので、利用可能枠が100万円のカードを2枚持っていれば200万円まで使えることになります。

もちろん、利用可能枠分を目一杯使うことは避けるべきですが、出費が重なったときに利用可能枠をあまり気にしなくて済むのもメリットの1つです。

使える特典やサービスが増える

カードには様々なサービスや特典が付いていますので、2枚持っていれば2枚分の特典を受けられます。

旅行を楽しみたい人は、1枚目をゴールドカードにして旅行の保険を手厚くし、2枚目は国内での様々なメジャー施設で優待を受けられるカードにするなど、1枚目にはない特典を補うことで2枚持ちのメリットが大きくなります。

旅行保険の補償を合算できることがある

特に海外旅行先で病気やケガをした際、治療費が高額になりますが、旅行保険が付帯されていれば補償を受けられます。2枚のクレジットカードを持っていれば、それぞれのカードの補償が受けられることがあり、治療費をカバーできます。

旅行保険の補償はカード会社によって内容が異なるため、2枚のカードを持っていれば補償内容を充実させられるでしょう。

1枚目のカードが使えない時でも安心

クレジットカードは磁気不良や破損で使えなくなることがあります。

カードを1枚しか持っていないとカード払いができず、手持ちの現金がなければ買い物ができなくなる可能性もあります。

クレジットカードが2枚あれば、1枚使えなくなっても安心です。

よいクレヒスの実績が増え審査に通りやすくなる

クレジットカードを利用し、きちんと代金を支払っていればよいクレジットヒストリーを作れるので、借入などの審査に通過しやすくなります。よいクレジットヒストリーは1枚より2枚分の実績があった方が、より高い信頼を得られます。

信用情報にクレジットカードの作成や利用に関する記録が何もないと、判断材料が何もないため信用してよいかどうかがわかりません。

しかし、信用情報にクレジットカードを作成し、利用した分の支払いを延滞せずきちんと支払っているという実績があれば、信用度が高くなります。

クレジットカードを2枚持ちするデメリット

クレジットカードを2枚持ちするデメリット

クレジットカードが2枚あると便利ですが、デメリットも理解しておくことが重要です。

貯め方に注意しないとポイントが分散する恐れがある

ポイントは貯め方だけでなく、使い方も考えておく必要があります。

Aカードで500ポイント、Bカードで300ポイント貯めた場合、同じ交換先がありポイントを統合できれば良いのですが、ポイントの種類が異なるとまとめることができません。

交換レートや交換可能なポイント数はカード会社ごとに異なります。もしBカードに「交換は500ポイント以上100ポイントごと」といった条件があった場合、500ポイント貯まるまでポイントが使えなくなることに注意が必要です。

たとえばJCBのカードで貯められるOkiDokiポイントは、nanacoポイントやdポイント、楽天ポイントなど交換先が豊富に用意されており、200ポイント以上1ポイント単位で交換しやすいです。

JCBのカードをメインにしたら、dカードや楽天カードと合わせることでポイントを合算しやすくなります。また、せっかく貯めたポイントが有効期限前に失効しないように注意が必要です。

  • ポイントの交換先
  • 何ポイントから交換できるのか
  • ポイントの有効期限

これらを確認し比較しながら、カードを選ぶことが大切です。

支払い日の管理が煩雑になる

クレジットカードごとに支払日が異なります。引き落とし日に合わせて残高を把握しておく必要があり、管理がやや面倒です。

万が一残高不足で支払いができなかった場合、カードの利用が停止されることがあります。また、長期にわたり支払いが滞ると信用情報に傷がつき、いわゆる「ブラックリスト」に載る可能性もあります。

定期的に口座の残高を確認し、支払い日の前に残高不足にならないように気をつけましょう。

年会費がかさむ可能性がある

2枚とも年会費無料であれば問題ありませんが、有料のカードを使う場合、年会費が負担となることがあります。

年会費が高ければ特典も充実しますが、その特典を使いこなせなければ年会費は無駄になってしまいます。有料のカードを作る場合は、年会費と特典のバランスをよく考え、コストが負担にならないようにすることが大切です。

カードを使いすぎる心配がある

カードの利用枠が2枚分になるのは嬉しいですが、それぞれのカードでいくら使っているのか把握しておかないと、うっかり使いすぎてしまう可能性があります。

現金を財布から出さずに買い物をすると、お金を使っている感覚が薄れ、つい予算以上の買い物をしてしまうこともあります。利用明細をその都度確認し、計画的に利用することが大切です。

先に述べたように、カードを使いすぎて支払いが間に合わず延滞する、延滞を繰り返す、滞納するといったことになれば、その情報は信用情報に記録されます。

信用情報に信用に悪影響を与える情報があると、新規でクレジットカードが作れなかったりカードローンをはじめ住宅ローンや車のローンなど審査が必要な借入ができなかったりします。

特にクレジットカードのリボ払いには注意が必要です。リボ払いは1ヵ月の支払い金額が一定なため、カードを使いすぎてしまうものです。

利用代金を確認しながら使わないと、「まだこれくらいしか利用していないはず」「もっと利用できるはず」と勘違いしやすく、気が付くと利用金額が膨れ上がっていることも少なくありません。

クレジットカードの中には、「使いすぎ防止機能」を提供しているケースがあります。「使いすぎ防止機能・サービス」は、月々の利用上限金額を設定しておくと、設定した金額が超える支払いになったときに通知をしてくれるサービスです。

このような機能を利用すれば、知らないうちにカードを使いすぎてしまった、ということがなくなるでしょう。

紛失やネット被害などにあう確率が高くなる

保有するクレジットカードが増えれば、紛失や盗難、ネットショッピングのトラブルなどに巻き込まれるリスクも高くなります。

インターネットでの買い物にクレジットカードを使うケースは多く、以下のような被害にあうケースは増えています。

  • 偽サイトで買い物をしたためカード情報を盗まれて不正利用された
  • 海外サイトでクレジットカード決済をした後、身に覚えのない支払い請求がきた
  • 聞いたことのないショッピングサイトでクレジットカードで支払いをしたが商品が送られてこなかった

特にクレジットカードの不正利用の被害は非常に多いものです。

2024年のクレジットカード不正利用被害額は過去最多の555.0億円に上りました。

引用元:日本クレジット協会 クレジットカード不正利用 5つの対策

2024年の不正利用被害額は2020年の2倍以上です。クレジットカードを2枚利用すれば、被害にあうリスクも2倍になるということ。使用する際は以下のような注意が必要です。

  • Webサイトに誘導するようなメールは信用しない
  • メールにリンクされたURLを開かない
  • メールでクレジットカード情報などの入力を促されても入力しない
  • メールで誘導しようとしているURLが公式ホームページのURLかどうかを確認する
  • SMS認証やワンタイムパスワードなどセキュリティ機能がしっかりしているサイトを利用する

また、1枚目も2枚目も、セキュリティ機能が充実しているクレジットカードを選びましょう。クレジットカードの主なセキュリティ機能には、次のようなものがあります。

  • カードの利用時に通知がくる
  • 不正利用を検知するとカードが一時利用停止となる
  • ICチップが搭載されている
  • ナンバーレスカードを発行している
  • 本人認証サービスを提供している

クレジットカードの利用時に通知がくるようになっていれば、身に覚えのない利用にすぐに気が付き早めの対処ができます。また、ICチップは磁気ストライプよりもスキミングなどでカード情報を盗まれるリスクを防げます。

カード番号などは記載されていないナンバーレスカードであれば、カード番号などを盗み見られる心配もありません。

ワンタイプパスワードなどカード保有者のみが知り得るパスワードを入力するといった本人認証サービスがあれば、不正利用を防ぐことが可能です。

さらに、クレジットカードに関するトラブルや被害を避けるためには、次のような点にも注意しましょう。

  • 1枚目と2枚目のパスワードや暗証番号などは違うものにする
  • パスワードは自分が忘れにくく第三者に推測されにくいものを設定する
  • クレジットカードに暗証番号を書かない
  • テーブルなどにクレジットカードを置かない(第三者にカード番号などを見られないようにする)
  • ネットショッピングなどのカード決済はフリーWi-Fiなどは避け安全な通信環境のもとで行う
  • カードの利用明細はこまめにチェックする

もし、不正利用が発覚した場合は、すぐにカード会社に連絡をして利用停止を依頼します。あわせて、警察に被害届を出しましょう。

カード会社の補償を受ける際、被害届を出しておいた方がスムーズに補償を受けられる場合があります。情報がさらなる被害を防ぐことにつながる可能性もあるため、警察にも被害届を出しておくことをおすすめします。

フィッシングの被害に遭ってしまった場合は、最寄りの警察署、または該当するオンライン窓口に相談しましょう。

クレジットカードを2枚持てないケースもある

クレジットカードを複数持っている人は多いものです。

日本クレジット協会の調査によると、18歳~25歳の方のクレジットカード保有数は以下の通りです。

1枚46%
2枚25%
3枚以上26%
家族カードを保有3%

また、2024年3月末のクレジットカード発行枚数は3億1,364万枚。人口比において、一人あたりの保有枚数は3枚となります。

クレジットカードを2枚、3枚と複数枚持つのは一般的ですが、誰もが複数枚のクレジットカードを持てるわけではありません。

次のような場合、クレジットカードを2枚作れないので注意しましょう。

1枚目のクレジットカードの支払いを滞納している

1枚目のクレジットカードの支払いを滞納している場合、2枚目は作成できません。

2枚目のクレジットカードを作成するには審査があります。異なるカード会社のクレジットカードはもちろん、同じカード会社だからといって、審査なしでカードを増やすことはできません。

1枚目のクレジットカードの支払いを2ヵ月以上滞納していたり、延滞を繰り返していたりするなど、カード会社の信頼を失えばクレジットカードの審査には通りません。

信用情報に支払いの滞納は記録されます。審査では必ず信用情報を確認するので、支払いに関するネガティブな情報があれば審査は通りません。

また、クレジットカードだけでなく、カードローンやほかのローンの借入などが滞っている場合も、信用情報にそれらの情報は記録されるため、クレジットカードの審査にも通らない可能性が高いです。

カード会社の規約違反をしていて利用停止になっている

カード会社の規約に違反すれば2枚目のクレジットカードは作成できません。

カード会社の信頼を失う原因は支払いの滞納だけではありません。クレジットカードには規約があり、それに違反する行為をすれば規約違反となり、カードの利用停止や強制解約になることがあります。

注意したいことの一つが、クレジットカードの現金化です。

クレジットカードにはキャッシング機能があり、それを利用してお金を借りることができます。しかし、キャッシングの利用可能額以上に現金を借りたい、またはキャッシング機能を付けることができない場合、クレジットカードのショッピング枠を利用して現金を手に入れるという方法があるのです。

クレジットカードの現金化は違法ではありませんが、クレジットカード本来の目的と異なるため、規約違反としているカード会社がほとんどです。

規約違反も信用情報に記録されるため、新規でクレジットカードを作成しようとしても審査通過はできないでしょう。

クレジットカードのショッピング枠を利用し商品を購入して業者に渡しキャッシュバックを得る方法や、業者の商品をクレジットカードで購入し、買い取ってもらう方法などがあります。

業者は儲けを優先するので、キャッシュバックや買取金額は満足できる金額とは言えず、高額な手数料などを差し引かれることもあるため、手元に残る現金は少なくなってしまいます。

さらにショッピング代金は自分で払わなければなりません。決して得をすることはなく、支払いがかさんでしまうだけです。

規約違反と判断され、カードが利用停止となるような行為はしないようにしましょう。

カードローンなどの借入を滞納している

クレジットカードの支払いだけでなく、カードローンや住宅ローンなど借入の支払いが滞っていると審査通過できず、2枚目のクレジットカードも作れません。

信用情報にはクレジットカードのほか、カードローンや各種ローンの契約内容や支払状況、返済状況、完済などの情報が記録されます。

カードローンなど借入の支払いを滞納している情報が記録されていれば、「支払能力に不安がある」と判断されるため審査は通りません。

カードローンの借入が多いと2枚目のクレジットカードのキャッシング枠は設定できない

1枚目のクレジットカードにキャッシング機能がつけられたからといって、2枚目のクレジットカードにも同じようにキャッシング枠がつけられるとは限りません。

借入金額は年収の3分の1を超えることはできない、という総量規制というルールがあるためです。

例えば年収300万円の場合、カードローンやクレジットカードのキャッシングで借入できる金額は100万円までです。

1枚目のクレジットカードのキャッシング枠で10万円を借り、カードローンで90万円を借りていた場合は、他社での借入はもちろん、クレジットカードでのキャッシングもできません。

ちなみに総量規制の対象となるのは、消費者金融からの借入やクレジットカードのキャッシングです。銀行からの借入やクレジットカードのショッピング代金は対象となりません。

同じクレジットカード会社の同じシリーズは持てない

同じクレジットカード会社のカードを2枚持つことは可能ですが、同じシリーズ(タイプ)のカードは作成できないことが多いです。

同じ国際ブランドのカードはクレジットカード会社が異なれば、審査に通れば何枚でも持つことができます。しかし、同じカード会社で2枚のカードを発行できる場合、条件があることがほとんどです。

例えば、JCBカードの場合、「JCBオリジナルシリーズ/カードS」と「JCBオリジナルシリーズ/カードW」の両方を申し込むことはできません。シリーズや一般・法人など種類が異なるカードであれば、複数の申し込みが可能です。

また、楽天カードは原則2枚目の作成が可能ですが、年会費が有料の楽天カードを2枚保有することはできません。

クレジットカード会社によって2枚目のカード作成の際は、条件があることも多いので確認をしてみましょう。

クレジットカードを2枚持っても使いすぎないコツ

クレジットカードを複数持っていると使いすぎてしまう、という人がいる一方で、何枚持っていても使いすぎず支払いに困ることはない、という人もいます。

クレジットカードを2枚持っているからといって、誰もが使いすぎてしまうとは限らないものです。2枚持っていても使いすぎないためにはどのような使い方をしたらよいのか、コツや注意点を知っておきましょう。

毎月利用する金額を決めてそれ以上は使わない

使いすぎないためには、毎月の利用金額を決めてそれ以上は使わないことです。

収入や支出をチェックし、支払日に無理なく払える金額を決めましょう。支払い月に通常よりも多い支払いがないかを確認することも必要です。急な出費に備えて、余裕を持って支払いができるよう、利用金額を決めておきましょう。

利用可能額に余裕があると、支払いのことを考えずに使ってしまうものです。少額でも「これくらいなら大丈夫だろう」と何度もカード払いをしていれば、利用代金は増えてしまいます。

無理なく支払える金額を計算し、その範囲内で利用するようにしましょう。

利用明細をこまめにチェックし利用状況や支払金額を把握する

利用明細書はこまめにチェックし、現在のカード利用金額や支払金額を把握しましょう。

会員専用サイトなどでチェックできることも多いので、常に利用金額をチェックし使いすぎていないか、支払いは無理なくできるかを確認しながら使うことです。

カードの方が便利だから、銀行でお金を引き出すのが面倒だから、などといった理由で何となくクレジットカードを使っていると、利用代金はアッと言う間に増えてしまいます。

現金の場合はお財布に入っていないと使えなかったり、いくら使ったかが一目瞭然なので使いすぎに気づいたりして、無駄に使わないものです。

しかしクレジットカードの場合は、いくら利用しているかわからなくなってしまうもの。何となくこれくらい使っているかも、と感覚で利用していると予想以上に使っていた、ということになりかねません。

カードを使ったら支払い金額がいくらになっているか、支払い日にきちんと払えるかを確認し、利用するようにしましょう。

リボ払いに頼りすぎない

大きな買い物をしても毎月の支払額が一定のリボ払いは便利なものですが、リボ払いに頼り過ぎないようにしましょう。

毎月の支払額が一定なので支払金額に無頓着になり、使いすぎてしまうリスクが高いものです。また、手数料がかかるため、支払い期間が長くなるほど支払い合計が増えてしまいます。

また、残高スライド方式の場合、利用残高によって段階的に支払金額が増えます。先月までは1万円だったのに、今月は2万円の返済になってしまった、ということもあるので注意が必要です。

リボ払いで使いすぎを防ぐには利用明細をチェックし、利用代金と支払金額を把握しながら使うことです。また、リボ払いの代金を完済してから使う、といった使い方を習慣にすれば、使いすぎを防げるでしょう。

できれば、リボ払いではなく一括払いや現金を使うなどして、リボ払いを減らすことも必要です。

まとまった収入があった場合は繰り上げ返済や一括返済をする

ボーナスや臨時収入などまとまった収入があった場合は、カードの返済に充てるのもおすすめです。クレジットカードは繰り上げ返済や一括返済が可能です。

利用残高の一部を返済すればリボ払いで利用した分を早めに返済でき、払う手数料も減ります。

クレジットカードを使う対象を決めてそれ以外は使わない

クレジットカードを利用するのは固定費のみ、など対象を決めてそれ以外は使わないという方法もあります。特に固定費であれば大きな変動がないことも多く、支払い計画も立てやすいでしょう。

2枚目のクレジットカードを電気代やガス代、家賃の支払い専用にすれば、クレジットカードを2枚持っていても使いすぎるリスクも減るのではないでしょうか。

自治体によっては、住民税や固定資産税などの税金をクレジットカードで払えるケースもあります。国民年金や健康保険料もカード払いが可能な自治体もあります。

支払方法は振込用紙をコンビニエンスストアに持っていきカードで支払うのではなく、自治体のWebサイトからの手続きが必要です。詳細は自治体の公式サイトで確認をしましょう。

2枚目は利用限度枠を引き下げる

使いすぎを防ぐコツとして、2枚目のクレジットカードの利用限枠を引き下げるというのも方法の一つです。使える金額が多いほど、使いすぎてしまう可能性は高くなります。

利用できる金額の上限が低くして、それ以上は使えないようにすれば必要以上に使わずにすむでしょう。利用限度枠を引き下げれば、不正利用があった場合の損害も小さくすることが可能です。

利用可能枠の引き下げはクレジットカードの会員サイトなどからできることが多いです。ただし、「やっぱりもっと使える方が便利」となり、引き上げをしてもらう際には審査が必要になることが多いので注意しましょう。

必要のないときはクレジットカードを持ち歩かない

クレジットカードを使わないようにするには、持ち歩かないことです。持っているとつい使ってしまうこともあるでしょう。しかし、持っていなければ使えません。

目的があり必要なときだけカードを持ち歩くようにして、後は現金で支払をするという方法も、カードの使いすぎを防ぐ対策となります。

現金を持ち歩きたくない場合は、電子マネーにチャージしたりデビットカードを作成したりするのもおすすめです。

クレジットカード最強の2枚に関するよくある質問とその回答(Q&A)

クレジットカードの最高の2枚に関して、よくある疑問や質問とその回答についてまとめました。

クレジットカード最強の2枚はどのカードですか?

クレジットカードの組み合わせはいろいろありますが、初めての2枚持ちなら、

  • 年会費が無料
  • 普段よく使うお店でポイントが貯まりやすい
  • 1枚めにない特典を2枚めで補う
  • 違う国際ブランドで作る

などの視点で選んでみましょう。

たとえば、コンビニでよくカードを使う人は1枚めを三井住友カード(NL)にし、ネットショッピングで使う時にはAmazonでポイントアップするJCB カード W、もしくは楽天市場で3.0%の還元となる楽天カードを選ぶなど、お互いの強みを生かせる組み合わせがおすすめです。

クレジットカード2枚持ちするメリットはなんですか?

クレジットカードを2枚持つと以下のようなメリットがあります。

  • それぞれの特典を生かせる
  • 国際ブランドを分ければ使えるお店が増える
  • 利用可能枠が2枚分になる
  • 1枚目が使えなくなっても安心

ポイント還元率が高いカードを選べば、効率的にポイントを貯めていくこともできます。

2枚以上持つ場合は、なるべくコストをかけたくないので、年会費無料のカードを組み合わせるのがおすすめです。

クレジットカード2枚持ちするデメリットはありますか?

クレジットカードの2枚持ちにはデメリットもあります。

  • ポイントが分散する
  • 支払い日の管理が面倒
  • 有料カードを使うと年会費がかさむ
  • カードを使いすぎる心配がある

とはいえ、2枚程度の枚数であればそれほど管理も難しくはないでしょう。1枚を年会費有料にしたなら、もう1枚は無料のものにすればコストも抑えられます。

クレジットカードを何枚でも作れますか?

クレジットカードの枚数に制限はありません。審査に通りさえすれば何枚でも作ることができます。

ただし、あまりたくさん作ると支払いの管理も面倒ですし、 盗難・紛失・不正利用などのトラブルに気づきにくくなります。

複数枚持つメリットを有効活用するには2〜3枚に留めておくのが良いでしょう。

クレジットカードは平均して何枚持っているものですか?

一般社団法人日本クレジット協会の調査によると、クレジットカードの保有枚数は1人平均3.0枚となっています。

クレジットカードを作れるようになったら、1人2〜3枚は持っているのが普通だといえるでしょう。

ゴールドカードも2枚持てますか?

ゴールドカードを2枚持つことは可能です。審査に通れば、どのランクのカードでも複数持つことはできます。

ただし、年会費と特典、サービスとのバランスは良く考えた方が良いでしょう。

ゴールドカードの年会費は、2,000円程度のものもあれば、1万円を超えるものもあります。

高額な年会費を払って特典や優待を使いこなせないのは、とてももったいないです。

クレジットカード最強の組み合わせはなるべくコストをかけない組み合わせを考える!

クレジットカード2枚の組み合わせはいろいろありますが、最強の組み合わせは、

  • なるべくコストをかけないこと
  • コストをかけずにポイントが貯まりやすいこと
  • 特典やサービスが自分のライフスタイルにあっていること

などを考えて選ぶと良いでしょう。

今回は、年会費無料でもさまざまな特典がついた最強の組み合わせをご紹介するとともに、ステータス性の高いゴールドカードを組み合わせる方法もご紹介しました。

クレジットカードは使ってこそ意味があるものです。ライフスタイルにあっていて、使いやすいカードを組み合わせると失敗が少ないでしょう。クレジットカードは使ってこそ意味があるものです。ライフスタイルにあっていて、使いやすいカードを組み合わせると失敗が少ないでしょう。