お金がない状況を打破する方法。原因や対策・対処法をチェック
必要なタイミングでお金がない時、対策や打開策として様々な方法があります。節約して支出を減らしたり、副業などで収入を増やしたり…。公的融資制度やカードローンでお金を借りるのも一つの方法です。
お金がないときは、なぜお金がないのが自分の原因を確認した上で、自分に合った方法でお金がない状況を打破していきましょう。
もちろん収入の大小に関係なく、急な冠婚葬祭や身近なトラブルなどでお金がない状況に陥る人はたくさんいますから、お金がないことは全く珍しいことではありません。
この記事では、お金がないときに頼れる方法や、お金がない人が陥りがちな状況について見ていきます。
お金がないときはどうする?人や状況による打開策
お金がない、というタイミングはいつ・誰に訪れてもおかしくはありません。「お金がない」「やばい」と感じたときには、まずどうするかを考えましょう。
固定費の削減
月々の支出には様々な種類がありますが、まずは固定費に着目するのがおすすめです。
- 家賃
- 通信費(インターネット料金など)
- 各種保険料(火災保険や自働車保険、生命保険など)
- 各種サブスク代
- 貯蓄代(口座から差し引いている貯蓄など)
月々に出ていく固定費は各家庭環境や生活環境によって異なりますが、毎月必ず出ていく費用を見直して、削れる分は削ることでお金がない状況に陥りにくくなります。
支出そのものの見直し
日々の支出そのものを見直すことも、お金がないときの状況打破の糸口になります。自分が普段からどのようなことにお金を使っているのか、一度しっかり把握しておきましょう。
- 食費
- 衣料費
- 日用雑貨費
- 趣味・娯楽費
- 医療費
- 教育費
…など、人によって様々な出費があります。レシートやクレジットカードの明細などを日ごろから見直す癖をつけておけば、自分のお金の使いすぎや削れる部分に気づきやすくなるでしょう。
衝動買いや無駄な出費の対策として、普段から出費についてしっかり自己管理することが大切です。無駄な出費を貯蓄に回せるようになれば、いざ「お金がない」状況に陥ったときの対策にもなります。
働いてお金を増やす
お金がない時に必要な分のお金を調達する方法として、確実性が高く安全なのは自分でお金を稼ぐことです。
- アルバイト
- クラウドソーシング
- 内職
など、お金を稼ぐ方法は様々です。日雇いバイトやスキマバイトなら、休日や普段の仕事が終わった後の時間を利用してお金を稼げます。
所得税の対応や、本業の会社が副業禁止の場合などには難しい方法ですが、副業やダブルワークOKの会社で働いているなら、ぜひ検討してみてください。
自分のタイミングやスキルに合った仕事が見つけられそうなら、働いてお金を稼ぐ方法でお金がない状況を打破していきましょう。
お金を借りる
どうしてもまとまった額のお金がすぐに必要…という人は、返済や利息のことも考慮した上で、「お金を借りる」という選択肢も視野に入れてみてください。
お金を借りる方法にも、カードローンやフリーローンなど様々ありますが、どの方法もお金を借りることで利息や手数料、返済の義務が発生することが共通点です。
また、新たにローン契約を結ぼうとしている場合は、審査を受ける手間や時間も必要です。中には「即日融資OK」と明記しているローンもありますが、実際に審査を受けて即日で借りられるかどうかはわかりません。
本人の返済能力(収入や状況)によっては、審査落ちしてお金を借りられない可能性もあります。また、お金を借りると毎月の約定返済日に追われることになるため、借りた分の返済でさらに支出が増えてしまうリスクも負うことになります。
国の制度を頼る
どうしてもお金がない状態で困っている場合、国がお金を融資・もしくは給付してくれる制度を頼ることも可能です。
「公的融資制度」と呼ばれる制度の中には、低所得世帯や高齢者世帯などを対象としているものや、失業者、未成年の子どもを扶養している人など…様々な条件で対象者が絞られています。
国の公的融資を頼るなら、自分が対象かどうか調べるか、身近な役所に問い合わせてみるのがおすすめです。
また、公的融資のほとんどは条件を満たしているかどうかの審査を行うため、実際にお金を受け取れるまでに時間がかかります。
お金がない、どうしようもないという人や、「今すぐお金が必要」という急ぎの人には向いていない方法かもしれません。ただし融資が可決された場合、利息が安いことや、返済期間が長いことなどが公的融資の強みです。
- 生活福祉資金貸付制度
- 求職者支援資金融資制度
- 母子父子寡婦福祉資金貸付
- 緊急小口資金貸付
- 教育一般貸付
会社の福利厚生に頼る
会社からお金を借りられる福利厚生は「従業員貸付制度」といって、前借りとは全くの別物のため、翌月の収入にほとんど影響しないのが特徴です。
ただし従業員貸付制度の内容は各会社によって異なるルール・基準が設けられていることがほとんどですから、お金がない状況に困っている人は、自分が勤めている会社で従業員貸付制度が実施されているか、いる場合はどのような手順で利用できるかを聞いてみましょう。
- 資金が必要になった理由
- 社員の日頃の勤務態度
- 社員の勤続年数
- 社員のその他属性情報
お金がない時に従業員貸付制度を頼るメリットは、社内審査のため信用情報の照会がなく、低金利で借りられる点です。
その代わり、入社したてで勤続年数が少ない場合や、日ごろの勤務態度が評価されていない場合などには、限度額を減らされたり融資を否決される可能性があるため注意してください。
また、従業員貸付制度はギャンブルや生活費などには利用できないという点があります。あくまで従業員の救済措置として設けられている福利厚生ですから、審査時に申告する資金用途によっては借りられないこともあります。
お金がない状況に陥るのはどんなとき?人それぞれのお金がない原因
お金がない…と困っている人の中には、自分の収入や稼ぎについてまず考える人も多いでしょう。金欠になりやすい人に共通する、いくつかの共通点を見ていきましょう。
稼いでいてもお金がない人はいる
まず、収入の有無に関係なく「お金がない」状況に陥りやすい人は少なくありません。逆に言えば収入が少なくても金欠に陥らない人もいるということです。
お金がなくなりやすい人には、生活習慣や本人の性格の問題の他にも、不慮の事故や思いもよらないタイミングでの出費など、様々な理由があります。
お金がないと思ったときは、まず「なぜ金欠になったのか」を考えてから対策を考えていきましょう。
無駄な浪費が多い
シンプルに「無駄遣い」が多い人は、当然ですがお金がなくなるのが速いです。無駄遣いをする頻度が多ければ多いほど、いくら収入があっても「お金がない」と嘆く状況に陥りやすいでしょう。
- 外食が多い
- 日用品などの現地調達が多い(家から持って行かず、コンビニなどで買ってしまう)
- 軽食やおやつなどをよく買ってしまう
- 100円均一などで不要なものを買ってしまう
- 安い・セール品だと要不要を考えずに買ってしまう
- 家の中に使っていない物・いつ買ったか分からない物が多い
- ソーシャルゲームなどで課金をよくする
浪費が多い人は、レシートを貯めて使った金額を合算してみましょう。使わないものを買ってしまったり、同じものが家にあるのに外で新品を買ってしまったり…意外と浪費していることが明らかになります。
「自分に限ってまさか」と思う人ほど無自覚な浪費が多いため、お金がない状況に困っているならぜひ一度確認しておきましょう。
衝動買いをしやすい
前述のように浪費癖が多い人は、衝動買いをしやすい傾向があります。特に衝動買いのきっかけになりやすいのは、以下のような出来事です。
- SNSやネットで口コミの良い商品を見た
- 広告で興味を惹かれる商品を見つけた
- 周りの人が使っている物が欲しくなった
- 「セール」「期間限定」の言葉に弱い
- シーズンごとに服やアクセサリーを買ってしまいがち
- ネットショッピングがクセになっている
- 即時決済できる環境が整っている
勢いでお金を使ってしまう人は、最初は使う額が少額であったとしても、衝動買いの数が積み重なって膨大な浪費になってしまいます。
購入した後に使わない物や、その場の所有欲だけでお金を使ってしまうと、収入に関係なく金欠になります。特にキャッシュレスやクレジットカードなどの即時決済手段が常にある人ほど、現金がなくても「今すぐ買えるな」という思考に陥りやすいため要注意。
毎月の固定費(支出)が多い
前述でお金がない時の対処法としてご紹介したように、毎月の固定費を試算してみることで、削れそうな部分が見つかることがあります。
固定費は他の変動する出費と違って、一つを削れるとその後の節約にも繋がります。以下のような出費に着目して、削れる固定費がないかチェックしてみてください。
- 家賃
- インターネット料金
- 各種保険料
- 各種サブスク
もし引っ越し資金を用意できるなら、グレードを落とした家に引っ越して家賃を安くすることで、現状よりも出費を抑えることが可能です。
インターネット料金や各種サブスクリプションは、解約するかもっと安いものに乗り換えることで、固定費の削減ができるでしょう。
インターネット料金や保険料・サブスクはプランを見直すと、要らないサービスが加えられているということもあります。
無理に解約をせずとも、要らないサービスだけを解約するだけでも固定費の削減になりますよ。
クレジットカードを使いがち
クレジットカードを使うと現金要らずで即時買い物ができる上、ポイントも溜まって便利です。
だからと言ってクレジットカードを使うことが習慣づいていると、自分がいくらお金を使っているのかが把握できず、金銭感覚が狂う原因になってしまいます。
クレジットカードは後払いになるサービスですから、後から明細が届いて「こんなに使ってたのか」と驚いたことのある人も多いでしょう。
また、クレジットカードを持っているとネットショッピングやソーシャルゲームの課金などに簡単にお金を使ってしまいやすくなる点にも注意が必要です。
交際費に多く使っている
交際費とは、友人や知人、家族などとの会食や飲み会などに使う費用のことです。人付き合いを大切にしがちな人ほど、誰かからの誘いを断れずに交際費がかさみがちです。
交際費がかさむ理由として、「人から嫌われたくない」「見栄を張りたい」といった理由もよく挙げられます。
特に「後輩にごちそうしたい」などの理由で交際費がかさんでしまう人もいますが、自分の予算をしっかり見極めた上で、交際費に割く費用のメリハリをつけることが大切です。
毎月の交際費の予算を決めることで、交際費の節約を試みましょう。人からの誘いも勇気を出して断わったり、見栄を張らずに「今月は予算オーバー」と素直に伝えたりして、節約と共に自分の時間を確保することも大切です。
子育て中である
子育て世帯は色々とお金がかかるため、いくら収入があっても支出がどんどんかさんでしまいます。具体的な例を挙げると、以下のような出費があげられるでしょう。
- 衣料費
- 教育費
- 食費
- 習い事
- おもちゃ
…など、子育て方針によっては様々な費用が必要になります。習い事が多すぎたり、おもちゃを買いすぎたり、新品の服を買いすぎたりしていないか…子育て中の方は費用を見直してみましょう。
また、子どもができると生活家電や各種雑貨品などの出費も増えるため、いくら稼いでもなかなか資金に余裕が生まれない…ということも珍しくありません。
急な冠婚葬祭などが舞い込んできた
身内や知人、職場の人など…自分と関係のある人達の冠婚葬祭は、いつ・どんなタイミングでおとずれるか予想できないことがほとんどです。
いきなりご祝儀や香典が必要になったり、礼服を揃えたりといった必要に迫られると、お金がない状況に陥ってしまいます。
例えば家具や家電を買い替えたり、車のローンを組んだ後など…悪いタイミングで冠婚葬祭のニュースが舞い込んでくることもあります。
また、冠婚葬祭が身の回りで立て続けに起こることもあります。そういった場合には、いくら貯蓄や収入がある人でも、お金がない状況に陥ってもおかしくはありません。
まずは節約から始めよう。身近なところからできるお金がない時の対策
お金がない状況に困っているなら、とりあえず節約から始めてみましょう。お金を増やすことも大切ですが、出費を減らせばその分だけ貯蓄に回せます。
貯蓄に回せなくても、引越し資金やその他資金等に回せる余裕ができるため、「お金がない」と困る状況に陥るリスクは減らせますよ。
自炊やお弁当・水筒の持参
仕事やプライベートでのお出かけの際、食事はどのように用意していますか?当然ですが外食や買い食いが出費がかさむため、可能ならお弁当や水筒を持参しましょう。
- 出先でペットボトル飲料をよく買う
- よくおやつや軽食を買う・外で食べる
- 自動販売機をよく使う
こんな傾向がある人は、ぜひ自炊やお弁当・水筒の持参習慣をつけるよう心掛けましょう。自炊の習慣をつけると、作り置きや冷凍保存を活用してさらに節約に繋げられます。
また、お惣菜やお弁当を買って帰ることはお金がかかるだけでなく、ゴミが増えることにもなるため、結果として有料ゴミ袋の出費もかさむことになるでしょう。
買い物リストを作る
夕飯の献立を考えずにスーパーに出かけたり、特に用事もないのにウィンドウショッピングに出かけたりしていると、いつの間にか何かを購入してお金を使ってしまうことがあります。
買い物に出かける際は、何を買うか・どこで買うか・今必要なものは何かといった点をメモにまとめておくことをおすすめします。
例えば今晩のメニューが決まっているなら、それ以外の食材はたとえ値引きされていても使わない可能性があるため、買っても無駄な浪費になってしまいます。
また、服などを買いに行くにしても、すでに持っている物や、手持ちの物と組み合わせづらい物は買わないように、本当に必要な物の特徴まで具体的にメモとして残しておくと良いでしょう。
家計簿をつける
少々面倒くさいと思う人もいるかもしれませんが、日々の収入と支出を家計簿につけて細かく記録することは効果的な節約術です。
「家計簿」と見聞きすると身構えてしまう人もいるかもしれませんが、家計簿アプリやレシートの撮影による自動入力アプリなどもありますから、最近ではわりと簡単に家計簿を作成できますよ。
- 収入
- 食費
- 被服費
- 娯楽費
- 交際費
- 生活雑貨費
- 日用品費
- その他支出
- 臨時収入
- 固定費
可能ならまとめて数日間分の支出を記録するのではなく、収入や支出がある度に家計簿に記録しておく習慣をつけましょう。
アプリや表計算ソフトなどを利用すると、お金の流れがグラフなどによって分かりやすく見える化するため、より節約意識が高まります。不要な支出なども目につくため、今後のための金銭感覚を養い、金欠の予防にもなりますよ。
固定費は減らすだけでなく増やすことも検討してみて
前述でご紹介した通り、固定費の見直しをすると長期間にわたって出費を抑えることが可能になります。
具体的には固定費のプランを安いものに変えるという方法がありますが、サブスクなどはあえて新たに契約することで節約につながる人もいます。
例えばよく本や映画を好む人は、定額制の電子書籍・映像作品のサブスクを契約することで、新たに本や映像作品などを買う・レンタルすることなく娯楽を楽しめるでしょう。
また、家賃が安い家に引っ越す場合にも、引越し先候補の敷金・礼金や管理費・駐車場代などに注目すると、逆に引っ越さない方が良いか、家賃が少し上がってもネット回線ありの家に引っ越して今のネット回線を解約するという方法もあります。
固定費の見直しをする際は、今の生活とその費用を見比べた上で、本当に必要な固定費のみを取捨選択するようにしましょう。
衝動買いをしない
衝動買いを防ぐ方法は、人の性格にもよります。例えば、
- 見栄を張りやすい人…SNSや人付き合いを減らす
- 即時決済を使いやすい人…クレジットカードや電子マネーを封印する
- 外出時に何か買ってしまう人…そもそも外出を控える
- ネットショッピングをよくする人…アプリやサイトを開かないようにする
- 課金が多い人…ソーシャルゲームをやめる
といったように、個人の性格に合わせた衝動買い対策が必要です。
ただし最近は一人ひとりの趣味に合わせた広告が多いため、誘惑も多く、衝動買いの欲に負けてしまう人もいるかもしれません。
衝動買いを防ぐには、とにかく生活習慣が大切です。クレジットカードを持ち歩かないようにしたり、購入手続きの前に最低1分は「本当に必要か」を考えるクセをつけるようにしましょう。
お金のかからない趣味を見つける
ついお金をかけてしまいがちなのがが、趣味や生きがいなどです。もちろん趣味を持つことは人生を豊かにしてくれますが、そのために金欠になって人生に支障をきたすのでは意味がありません。
世の中にはたくさんの趣味があります。なるべくお金がかからない・かかりにくい趣味を見つけることも、節約につながる第一歩です。
- 図書館通い(読書)
- 映画鑑賞(サブスクなど利用)
- 筋トレ・運動
- 散歩
- 料理
- 手芸・クラフト
- ネットサーフィン
- 絵画・文章などの創作
運動系の趣味は特別な器具がなくても、自宅や公園などで簡単に始められます。図書館も無料で利用できる上、読書で知識や語彙力が身につくため人生に役立つでしょう。
手芸や料理は上手く趣味として楽しむことが出来れば、身の回りの物を購入せずに済むため節約としても大きく貢献してくれます。
もちろん人によって向き・不向きがあるため、合わない趣味もあるかもしれません。しかし必ずしもお金をかける趣味だけが楽しいわけではないということを頭に入れて、お金のかからない趣味にもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
コンビニの利用を控える
コンビニはどこにでもあって、必要なものがすぐそろうため便利ですが、その分他のスーパーなどと比べると値段が割高です。
「コンビニは使わない」「使ったとしても月に2回まで」のように、コンビニ利用を控えるルールを自分の中に使ってみましょう。
もしもクーポンや広告が見られるからと言ってコンビニのアプリをインストールしているなら、「使わなきゃ損」とプレッシャーを受けて余計にコンビニ利用が増えてしまいますから、できればアンインストールしてしまうのも効果的です。
コンビニ利用を控えることで、自然と自炊や弁当・水筒の持ち歩き習慣に繋がるでしょう。また、「必要なものは現地調達」という考えも捨て去れるため、すでに持っている同じものを新たに購入してしまうリスクを減らせます。
お金がないなら副業やスキルアップで収入を増やす方法も検討して
節約にも限界がありますから、どうしてもお金がないときには増やす方向性でも検討してみましょう。お金がないときにこそ実践したい、お金を増やす方法について見ていきます。
資格取得でスキルアップや転職を視野に入れる
資格の取得は今後のキャリアやスキルアップにかなり役立ちます。もちろん勉強のための受験費用や教材費用などは必要ですが、参考書などは図書館で無料で借りることも可能です。
資格に合格すればより年収の高い職場に転職できる可能性が期待できる他、現職場での資格手当なども期待できます。
もちろん転職を視野に入れて資格の取得を目指すのも良いでしょう。未経験であっても資格を取得していれば転職できる職場はありますし、資格取得のサポートが整った職場に転職するというのも一つの方法です。
また、どんな企業でもいきなり倒産するリスクはありますし、転職の必要に迫られた際にすぐ転職活動の武器になる資格を取得しておくのは良い方法です。
資格にも様々なものがありますから、現職場や自分が転職したい職種・業界との相性を考えた上で、資格取得を目指してみる価値はありますよ。
ブログアフィリエイトを始める
ブログアフィリエイトとは、ブログ記事を書いてその記事内に掲載される広告収入を得る方法です。
もちろん、ただ記事を書いてブログを立ち上げれば良いというわけではありません。大切なのは、アクセス数を集めるためのブログ記事をアップし続けることです。
- 向上心
- 継続力
- 勉学心
- 忍耐力
など、様々な特性を試される方法です。ただし収入を得ることに成功すれば、継続的に広告収入が入ってくることになるため、やればやるだけ収入の期待性が高まります。
また、ブログに広告を掲載するためには、アフィリエイトサービスプロバイダに登録・審査を受ける必要があります。
文章を書くのが苦にならない人や、検索されやすいキーワードを模索するのが好きな人などには向いている副業と言えるでしょう。
要らないものを売る
家にある不要品を売ってしまうのも、手っ取り早くお金を作る方法の一つです。例えば以下のような物は、中古でも買い手がつく可能性があるため、思ったより高値で売れるかもしれません。
- もう使わなくなったブランドの服や靴、バッグ
- 貴金属やアクセサリー
- 腕時計
- 家電製品
- 子ども用のおもちゃ
- ゲーム機・ゲーム
- PCやスマホ端末
- 古い家具
ちなみに不要品を売る方法としては、質屋やリサイクルショップの他にも、地元で開催されるフリーマーケットやフリマアプリ、ネットオークションなどがあげられます。
物によってはリサイクルショップよりもフリマアプリの方が高値で売れる可能性がありますが、即日ですぐにお金に換えたい場合には、店舗で直接買い取ってもらう方法の方が確実です。
また、事前に査定額や大まかな買取金額を調べられるショップなどもあるため、売れそうなものがあればリサーチしておくのがおすすめです。フリマアプリなども、どんな商品が何円程度で買い取られているのかを検索できますよ。
ハンドメイド作品を売る
趣味でハンドメイド作品を作っている人は、フリマアプリなどで出品すればお金を稼げるかもしれません。
- アクセサリー
- 服
- 雑貨
など…未経験の人でも、質の高いハンドメイド作品なら買い手がつくケースは少なくありません。フリマアプリはもちろん、ハンドメイド作品の売買用サービスもありますから、誰でも気軽に始められますよ。
もちろん出品したものが必ず売れるという保証はありませんが、売れそうなものや流行りのデザインなどをあらかじめリサーチした上でハンドメイド作品を出品すると、需要を満たせるため副収入を稼げるかもしれません。
自分のスキルをお金に変える
自分のスキルをお金に換える販売サイトは、現在多く展開されています。例えば以下のようなスキルを持っている人は、そのスキルをお金に換えられるかもしれません。
- 記事作成
- 画像作成
- 動画編集・作成
- ロゴ制作
- 語学
- 料理
- 占い
スキル販売サイトには、自分の得意分野と請け負える仕事内容、大まかな単価を自分で入力しておき、依頼人と交渉する…というのが大まかな流れです。
例えば特殊なスキルが必要な仕事をしている人なら、そのスキルを休日や空き時間などに他の仕事で活用してお金を稼げます。
日雇いなどのバイトをする
本職の収入でも足りなくてお金がないとお困りの方は、日雇いなどでバイトをしてお金を稼ぐのもおすすめです。休日だけシフトを入れて、本格的にアルバイトを始めてみるのも良いでしょう。
会社によっては副業を禁止されている可能性がある点にさえ注意すれば、他のバイト先で副収入を得られるとお金がない状況の打破に繋がります。
動画投稿・配信を行う
YouTubeなどをはじめとするプラットフォームで、動画の投稿や配信をしてお金を稼ぐ方法もあります。動画のジャンルは様々ありますから、自分が得意・好きな分野でチャレンジしてみるのも良いでしょう。
- ゲーム実況
- 料理
- 音楽
- ハウツー
- ハンドメイド
- お悩み相談
- 占い
- スポーツ
…など、今も様々な動画が様々なプラットフォームで公開されています。一定の再生数や視聴者数を得られれば、広告収入を得られるため、ブログアフィリエイトと同じように、継続するほど収益に繋がりやすい方法です。
ただし動画投稿者・配信者は多数存在するため、本当に見てもらえる内容を吟味し、編集や配信技術などが求められます。
何か動画にできるスキルや経験がある人や、人に向かって話すのが得意な人などは副業として試してみるのもおすすめです。
クラウドソーシングで稼ぐ
クラウドソーシングは、ネット上で様々な仕事を依頼する人・請け負う人がやり取りするサービスのことです。
- データ入力
- 動画・記事製作
- 経理・雑務
- コールセンター業務
- 各種コンサルティング
- プログラミング
- ロゴ・イラスト制作
上記のような様々な仕事の依頼が掲載されており、そこに応募して依頼人との交渉が上手くいけば、仕事を引き受けることが可能です。
特別な技術やスキルを持っている人だけではなく、データ入力などの単純作業も多いため、空き時間を利用してお金を稼ぐのに向いています。
また、クラウドソーシングは全てネットを介して仕事の応募から報酬の支払いまでが行われるため、始めるまでのハードルも低めです。専用アプリなどもあり、仕事の進捗状況を管理することも簡単でしょう。
投資を始めてみる
投資は「まとまった資金がある人しかできない」と思われがちですが、最近では少額からでも投資を始められるものが増えています。
「小口投資」「マイクロ投資」という呼び方をされることもあり、少ない物なら100円や1,000円と言った、無理のない額から始められる投資商品も展開されています。
もちろん少額投資で得られる利益は微々たるものですが、投資の初心者はまず少額投資で投資の感覚やコツを掴み、それから徐々に元手を増やして投資する額を増やしていく…という流れがおすすめです。
支払いを先送りにする方法もある。クレジットカードやカードローンなど
どうしてもお金が必要なのにお金がない…という場合には、支払いを先送りにするという方法もあります。具体的な方法をご紹介します。
クレジットカードの利用
クレジットカードはキャッシュレス決済が可能な支払サービスです。各会社から発行されており、審査を受けて通過した人にカードやカード番号(カードレスの場合)が提供されます。
クレジットカードを使っての支払いは後払いになるため、お金がないときの命綱として活用できるでしょう。
支払いは後日に一括で返済することもできますし、支払い額に応じてポイントが溜まるためお得に利用できます。例えば電気代や水道料金、固定費の引き落とし方法としてクレジットカードを使うと、ポイ活にも繋がります。
カードローンの利用
カードローンは、銀行や消費者金融から提供されているローン商品のことです。
- 資金用途が自由
- 即日融資が可能な場合がある
- WEB完結で簡単に契約できる
- スマホアプリから借りられる
- 会社によっては郵送物なし・職場連絡なしなどバレ対策がある
上記のような点がカードローンのメリットですが、申込時に審査を受けて、返済能力が認められることが利用の条件となっています。
審査に落ちれば当然お金は借りられないため、カードローンを利用したい人は事前に自分の返済能力についてセルフチェックした上で判断しましょう。
また、カードローンは利息や手数料があるため返済の度に支出が生まれる点も注意してください。必要な時にお金を借りられるのは良いですが、借りた後に返済負担が大きくなってしまえば、逆にお金がない状況が悪化することもあります。
後払いサービス
後払いサービスは、各種携帯キャリアや後払いアプリなどから提供されているサービスです。
簡単な個人情報を入力し、電話番号による本人確認などで利用できるため審査なしで支払いを先送りにできる点が特徴です。
クレジットカードやカードローンよりも簡単で手軽な方法ですが、後払いサービスによっては手数料や利息がかかる可能性もあるため注意しましょう。
お金がない時は自分に合った方法で状況を打破しよう
お金がない状況に陥る原因は人それぞれです。その状況を打破する方法も人それぞれによって異なりますから、稼ぐ・借りる・節約するなど、後から負担にならない方法を選びましょう。
クレジットカードやカードローンはお金がない時の心強い味方ですが、他にもお金がないときに頼れる方法はたくさんあります。
まずは現状のお金の使い方を見直すだけでも、金欠の状態を十分に打破できる可能性はありますよ。