審査が甘いクレジットカードはどれ？種類ごとの申込のしやすさを解説
クレジットカードを持ちたいけれど審査が不安、という場合もあるでしょう。特に、1社でも審査に落ちてしまうと他のカード会社も審査通過は無理なのでは？と思ってしまいます。
カード会社によって審査基準は異なるので、1つのカード会社に落ちたとしても他のカード会社なら大丈夫、ということもあります。
しかし、それは審査が甘いからカードが発行されたというわけではなく、条件に合っていたということです。クレジットカードは申し込み条件が厳しいものとそうでないものがあります。
審査に不安がある場合は、申し込みしやすいものを選ぶのも方法の一つです。申し込みしやすいと言われる流通系のカードについて、またデポジット型のクレジットカードを紹介します。
また、クレジットカードの審査に通るためのポイントについてもお伝えします。
クレジットカードの審査が甘いかどうかはクレジットカードの種類で判断してみる
クレジットカードには流通系のほか、次のような分類があります。
| 発行元 | クレジットカードの種類 | |
|---|---|---|
| 流通系 | デパートやスーパーマーケットなどの流通業者 | 楽天カード、セブンカード・プラス、エポスカードなど |
| 消費者金融系 | 消費者金融 | ACマスターカード、プロミスVisaカード、Tカードプラス（SMBCモビット next）など |
| 銀行系 | 銀行や系列会社 | 三井住友カード（NL）、三菱UFJカード、みずほマイレージクラブカードなど |
| 信販系 | 信販会社 | JCBカード W、ライフカード、Orico Card THE POINTなど |
| 交通系 | 鉄道会社や航空会社 | JRE CARD、ビックカメラ Suicaカード、JALカードSuicaなど |
| 自動車系 | 自動車メーカーや関連会社 | 日産カード、TS CUBIC CARD、レクサスカードなど |
| 石油系 | 石油会社 | ENEOSカード、コスモ・ザ・カード・オーパス、出光カードなど |
中でも銀行系はステイタスが高く、その分審査も慎重に行われます。流通系は多くの人が持ちやすいのが特徴です。
ブラックなど信用情報に問題がある場合はデポジットカードがおすすめ
流通系でも消費者金融系でも審査が甘いということはなく、支払いに難ありと判断されれば当然、審査通過はできません。
収入が不安定だったり、信用情報にネガティブな情報が登録されていたりすると審査が不安で、審査が甘いクレジットカードを探していることも多いでしょう。
ブラックなど信用情報に問題がある場合は、デポジットカードを検討してみましょう。
デポジットタイプのクレジットカードは通常のカードより審査通過できる可能性が高い
デポジットカードは預り金として保証金（デポジット）を先に預けるタイプのクレジットカードです。先にお金を預けることで「返済してもらえない」というデメリットがないため、審査通過できる可能性が高いです。審査が甘いクレジットカードを探している人におすすめです。
利用すればポイントも付与されますし、保証金は解約後、戻ってきます。
デポジット型のクレジットカードのデメリットと注意点
デポジット型のクレジットカードは、審査に対する不安は解消されるかもしれませんが、デメリットや注意点もあります。
一つは預けた金額の範囲内でしか利用できないということです。例えば10万円のデポジットであれば、利用可能金額は10万円です。クレジットカードで15万円の買い物はできません。
また、支払いはデポジットから差し引かれるわけではありません。毎月利用した金額を支払うことになります。デポジット型でもリボ払いなどが可能なケースもあるので、支払い金額を把握し無理なく支払いができる範囲で利用しましょう。
また、デポジット型はショッピング専用であることが多く、キャッシング機能は付いていません。借入を目的としている場合はおすすめできないので注意しましょう。
クレジットカードを持ちたい方に！modeccaデポカードの魅力
- 年会費：1,375円（税込）
- 申込資格：18歳以上で安定した収入がある方 ※高校生等を除く
modeccaデポカードは、モデルクレジット株式会社が提供する、預けた保証金がそのまま信用枠として利用できるショッピング専用クレジットカードです。
modeccaデポカードは「保証金（デポジット）＝利用限度額」という仕組みを採用しており、過去にクレジット履歴で悩んだ方や、初めてクレジットカードを作る方でも申し込みしやすいのが特徴です。
全国のJCB加盟店で利用可能です。ネットショッピングでも安心して使えるほか、タッチ決済にも対応しているため、使い勝手も抜群です。
modecca独自の「モデッカポイント」が貯められる仕組みもあります。貯まったポイントは500ポイント＝500円単位で翌月の請求額から差し引くことが可能で、日々のショッピングがお得になりますよ。
デポジット型クレジットカードの種類は多くはない
審査が甘いクレジットカードを探している人にとっては残念ですが、デポジット型のクレジットカードはあまり多くはありません。次はmodeccaデポカード以外の2つを紹介します。
- デポジット型ライフカード
- Nexus Card
| 年会費（税込） | 利用可能金額 | 国際ブランド | キャッシング枠 | カード発行までの時間 | |
|---|---|---|---|---|---|
| デポジット型ライフカード | 5,500円 | 3万円、5万円、10万円 | Mastercard | なし | 審査完了から1週間前後 |
| Nexus Card | 1,375円・発行費用550円 | 5万円～200万円 | Mastercard | なし | 申込みから約2週間程度 |
ライフカードのラインナップの一つに、デポジット型があります。スタンダードなカードの場合は、3万円と5万円、また10万円のデポジットで利用できます。高額な保証金を用意しなくてもすむのがメリットです。
10万円のデポジットであれば、ETCカードも追加できます。
より高額なデポジットで利用可能額を増やしたい場合は、ゴールドがおすすめです。10万円～90万円、または100万円～190万円の利用が可能になります。
国内旅行傷害保険や海外旅行傷害保険、カード会員保証制度、弁護士無料相談サービスなど、付帯保険やサービスがある点も魅力でしょう。
年会費は初年度に限り代金引換（2年目以降は口座振替）です。カードが届いたときに、保証金と一緒に支払うので現金の用意が必要です。
ポイントも付与され、誕生日月はポイント3倍などのポイントアップがあったり、利用額に応じてポイントアップがあったりするのもお得です。
| 申し込み条件 | 国内在住の18歳以上で電話連絡が可能な方 |
|---|---|
| ETCカード追加 | あり |
| 家族カード追加 | なし |
| 分割払い | リボ払い・分割払いが設定されている契約であれば可能 |
Nexus Cardは5万円～200万円までのデポジットを預けられます。支払い方法は1回・2回・分割・リボ・ボーナス一括払いが利用できるのが便利な点です。
200円ごとに1ポイントが付与され、1ポイント1円でデジコのデジタルギフトと交換できます。ポイントはAmazonギフト券や電子マネー、他社ポイントなど6,000種以上の交換先があります。
申し込みの流れは次の通りです。
- 申し込み（画面ガイダンスに従い入力）
- 審査（自宅、携帯電話、もしくは勤務先に申込確認の電話がある場合も）
- カードが自宅に届く（約2週間程度）
- 保証品の振込（振込確認に2～3営業日ほどかかる）
- 保証金の入金確認が取れたら利用可能
カードの紛失や盗難に関しては、損害金の補填をしてくれる特約もあります。
| 申し込み条件 | 18歳以上の方（高校生は除く） |
|---|---|
| ETCカード追加 | あり |
| 家族カード追加 | なし |
| 分割払い | 1回払い、2回払い、分割払い、リボ払い、ボーナス一括払い |
審査が甘いわけではないが流通系のクレジットカードなら申し込みしやすい
クレジットカードの審査に不安がある場合は、流通系のクレジットカードを選ぶとよいでしょう。流通系とは、デパートやスーパーマーケットなどが発行元のクレジットカードです。
流通系だから審査が甘いわけではありませんが、流通系のカードは申し込み条件が厳しくないので申し込みしやすいと言えます。
流通系クレジットカードの中でもおすすめを5つ紹介します。
| 年会費 | ポイント基本還元率 | カード発行までの時間 | 国際ブランド | |
|---|---|---|---|---|
| 楽天カード | 無料 | 1.0％ | 1週間～10日程度 | VISA、Mastercard、JCB、American Express |
| エポスカード | 無料 | 0.5％ | 最短即日発行が可能 | VISA |
| ファミマTカード | 無料 | 0.5％ | 約4週間（Web申込の場合は1～2週間程度） | JCB |
| セゾンカードインターナショナル | 無料 | 0.5％ | 最短即日発行が可能（2024年12月末までは郵送。3日～1週間程度で発送） | VISA、Mastercard、JCB |
| ローソンPontaプラス | 無料 | 1.0％ | 最短3営業日、通常1週間程度で発送 | Mastercard |
楽天カードはポイントを貯めやすく使いやすい
楽天カードは申し込み条件が多く設定されていません。主婦やアルバイト、学生などの利用者も数多くいますので、申し込みしやすいクレジットカードの一つと言えるでしょう。
楽天カードの大きなメリットは、ポイントを効率よく貯めやすい点です。ポイントを貯めるチャンスが多く、利用するほどポイントが貯まっていきます。
楽天市場をはじめ、Rakutenトラベルや楽天銀行など楽天グループでのサービス利用のほか、楽天スーパーSALE、お買い物マラソンなどではポイント倍率がアップ。
対象ショップにエントリーして楽天カードで支払いをすると特典ポイントが付与されるなど、ポイントを貯める機会が多く用意されています。
貯めたポイントは1ポイント1円相当で利用でき、コンビニエンスストアやファミリーレストラン、ドラッグストアや家電量販店など使えるお店やサービスも充実しています。
| 申し込み条件 | 18歳以上（高校生を除く） |
|---|---|
| ETCカード追加 | あり（年会費550円・税込） |
| 家族カード追加 | あり |
| 口コミ |
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エポスカードは学生など若い人でも作りやすい
アニメキャラクターのデザインなどを選べるエポスカードは、若い年齢層をターゲットにしていることもあり、年収が高くなければ審査通過できない、ということはありません。申し込みも18歳以上であれば可能。もちろん、学生でも申し込みできます。
エポスカードは最短で即日発行が可能です。インターネットで申し込み、店頭で受け取る方法と、マルイのお店で申し込み、カードを発行してもらう方法があります。
全国の飲食店や美容室、カラオケなど数多くの店舗やサービスで、割引などの優待サービスが受けられるのもメリットです。
また、月々の支払い予定額を設定しておけば、設定金額を超えた場合翌日に通知を受けられるサービスがあります。クレジットカードの使い過ぎが心配な人にとって便利なサービスです。
| 申し込み条件 | 満18歳以上（高校生を除く）で日本国内に居住している方 |
|---|---|
| ETCカード追加 | あり |
| 家族カード追加 | なし |
| 口コミ |
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ファミマTカードはフファミリーマートを利用する人にとってメリットが大きい
ファミマTカードは高校生でも卒業年度の1月から申し込み可能です。Webのみでの対応ですが、申し込みの間口が広いということ。18歳以上で連絡が可能であれば申し込みできます。
ファミマTカードはファミリーマートでの利用で特典が大きいのが特徴です。ファミリーマートでの買い物をクレジットカードで払えば200円につき最大2％分（タバコやチケット、宅急便は2％ポイント対象外）のポイントが付きます。
また、ポケットカードトラベルセンターでの申し込みで旅行代金が8％割引、対象のレンタカー会社で基本料金の割引などの特典があります。
貯められるポイントはVポイントです。ドラッグストアやファミリーレストラン、スーパーなど貯められるお店が多いので効率的にポイントを貯めやすいです。
返済方法は、最少支払金額以上で毎月の支払い金額を自由に決められるのもメリットでしょう。
| 申し込み条件 | 18歳以上で連絡が可能な方。高校生の場合、卒業年度の1月からWebのみで申し込み可能 |
|---|---|
| ETCカード追加 | あり |
| 家族カード追加 | なし |
| 口コミ |
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セゾンカードインターナショナルは永久不滅ポイントなので貯めたポイントが無駄にならない
18歳以上で提携金融機関の口座があれば学生でも申し込み可能です。Webで申し込めば最短即日にセゾンカウンターでカードを受け取れます（2024年8月16日～12月末までは郵送のみ）。
セゾンカードインターナショナルのポイントは永久不滅ポイント。ポイントを失効することがありません。1,000円で1ポイント貯まり、1ポイントは最大5円相当で、利用代金の支払いやギフト券、他社ポイントやマイルへの交換などに使えます。
セキュリティや補償も充実しているのが魅力です。AIを活用した高レベルな監視、不審な利用に対する手厚いフォローなどのほか、オンライン・プロテクションといったインターネット上で不正利用があった場合、損害を補償してくれるサービスもあります。
| 申し込み条件 | 18歳以上の連絡可能な方で、提携金融機関に決済口座を持っている方 |
|---|---|
| ETCカード追加 | あり |
| 家族カード追加 | なし |
| 口コミ |
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ローソンPontaプラスはローソンでの利用でポイントアップ！基本還元率も高い
18歳以上であれば申し込み可能で、本人に収入がなくても配偶者に安定した収入があれば申し込みできます。審査が甘いことはありませんが、年金受給者でも、申し込みできます。
基本還元率が1％と高く、ローソンなら最大6倍還元という特典があります。また、会員特典としておそうじ本舗のハウスクリーニング割引や、U-NEXTの無料トライアル特典などもありお得です。
申し込みはインターネットのみ。引き落とし口座の設定が必要です。
| 申し込み条件 | 満18歳以上で本人または配偶者に安定した収入がある方（高校生を除く） |
|---|---|
| ETCカード追加 | あり（発行手数料1,100円） |
| 家族カード追加 | なし |
| 口コミ |
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クレジットカードの審査を通りやすくするためのポイント
申し込みの間が広いクレジットカードでも、デポジット型でも審査が甘いということはありません。デポジット型であっても、必ずカードが発行できるとは限りません。
しかし、クレジットカードがあれば支払いもスピーディにでき、現金がないときには助かるものです。そのためには審査に通らなければなりません。審査の甘いカードはないので、審査通過できるよう対策が必要です。
できるだけスムーズに審査に通るためのクレジットカードの選び方や、審査通過するための対策についてお伝えします。
条件が厳しくないクレジットカードを選ぶ
審査に通りやすくするには、条件が厳しくないクレジットカードを選びましょう。例えば、主婦や学生でも申し込みできる、アルバイトやパートでも収入があれば申し込み可能、18歳以上から申し込みできる、といったカードがおすすめです。
ゴールドよりも年会費無料のスタンダードのカードの方が審査に通りやすい
条件が厳しいと考えられるゴールドカードよりも、年会費無料のスタンダードのカードを選びましょう。ステイタスの高いカードは年会費も高いものですが、質の高いサービスが充実したりポイント還元率なども高くなったりすることがあります。
キャッシング枠はキャッシングの審査が必要になるので付帯しない
キャッシング枠は希望しない方が審査通過はしやすいです。なぜなら、クレジットカードにキャッシング枠を設定するとしたら、クレジットカードのほかキャッシングに関する審査が必要だからです。
そもそも、お金を借りる際、年収の3分の1を超える借入はできません。
過度な借入れから消費者の皆さまを守るために、年収などを基準に、その3分の1を超える貸付けが原則禁止されています（総量規制）。例えば、年収300万円の方が貸金業者から借入れできる合計額は、最大で100万円となります。
これは貸金業法という法律で決められていることです。信販会社のショッピングは総量規制の対象になりませんが、キャッシングは総量規制の対象となります。
クレジットカードで現金を借りるキャッシングは、総量規制の対象となり、年収の3分の1を超える貸付けが禁止されます。クレジットカード会社は、「貸金業者」として「貸金業法」に基づき、金銭の貸付けを行うからです。
他社のクレジットカードのキャッシングやカードローンなどですでに年収の3分の1近く借りている場合、キャッシングの審査通過は難しいでしょう。
キャッシング枠は後からでも付けることができます。その際審査は必要になりますが、そのときに他社からの借入が少額だったり、支払いや返済の遅延などをしていなかったりすれば、キャッシング枠を付けられる可能性は高いです。
現在の入会審査が不安な場合は、キャッシング枠は選択しない方がよいでしょう。
一度にもしくは短期間で複数のカード会社に申し込みをしない
短期間で3社以上など複数のカード会社に申し込みをしないようにしましょう。
クレジットカードにはさまざまな種類があり、魅力的に感じるものも多いでしょう。またたくさん申し込んでおけばどれかは審査に通るかもしれないと考え、一度にいくつものカード会社に申し込みをしてしまうこともあるかもしれません。
しかし、短期間で複数のカード会社に申し込む多重申し込みは、審査ではよい印象を与えません。「こんなにいくつものカード会社に申し込んでいるということは、よほどお金に困っているのかもしれない」と思われてしまう可能性があるからです。
お金に困っているということは、支払いができない状況なのでは？もしくは契約しても利用代金を払えないのでは？と判断されかねないということです。
よいクレヒスを積んで信頼度を高める
「よいクレヒス」を積むことでクレジットカードの審査は通りやすくなります。クレヒスとはクレジットヒストリーのこと。クレジットカードやカードローン、住宅ローンなどの利用履歴や支払い履歴など、信用情報に登録された情報です。
クレジットカードやカードローンを契約し、支払い期限にきちんと払っているだけで、よいクレヒスになります。そういった人であれば、契約をしても返済してもらえない、などといった心配がないと判断され、返済において信頼されやすくなるのです。
お金の借入やクレジットカードの利用金額は少ない方がよい
カードローンや住宅ローン、車のローンなどの借入、クレジットカードの利用代金などは少ないに越したことはありません。
常に限度額いっぱいまでお金を借りていたり、カードを使っていたりすれば、お金に余裕がないのでは？支払いは本当に大丈夫だろうか？と信用度が低くなってしまうでしょう。
審査通過するためには、借入額や利用金額を減らしておくことです。そのためにも、必要以上に利用しないようにしましょう。
特にリボ払いをよく利用している場合、毎月の支払いは一定ですが、利用頻度が高ければ返済総額は増えていきます。すべてをリボ払いにするのではなく、一括で払えるものは一括で、または2回払いなどを利用するとよいでしょう。
また、ボーナスなどの臨時収入があったときには、繰り上げ返済などを利用して早めに支払いをするのもおすすめです。繰り上げ返済がなかなか厳しい場合は、以下の点を意識して、利用する頻度や金額を減らしましょう。
- 毎月の利用金額を決めてそれ以上は使わない
- 必要のないときにお店に行かない
- 外食を控える
- バーゲンやセールなどで無駄な買い物をしない
信用情報に問題がある場合は登録期間が過ぎるまで待つ
信用情報に支払いの遅延や滞納、債務整理、強制解約、多重申し込みなどネガティブな情報がある場合は、登録期間が過ぎて記録が消えるまで待ちましょう。
審査が甘いかもしれないと思えるクレジットカードでも、ブラックの場合は審査落ちする可能性は高いです。登録期間は信用情報機関や内容によって異なりますが、支払いや返済の遅延や滞納、強制解約などは5年程度、債務整理は5年～7年程度です。
信用情報機関に登録されている情報は、開示申請をすることができます。CIC、JICC、全国銀行個人信用情報センターのそれぞれの機関で、申し込み方法や手数料などは異なりますが、インターネットや郵送で情報を確認できます。
登録してある情報を確認したい場合は、信用情報機関に開示申請をしてみるとよいでしょう。
安定した収入を得ることが審査通過において重要
クレジットカードの審査基準はカード会社によって異なり、審査が甘いか厳しいかは一概に言えないものです。しかし、審査において重要なのは、利用代金をきちんと支払ってもらえるかどうかを判断することです。
それはどのようなクレジットカードにおいても同じなので、審査通過のためには継続して安定した収入があることが必要です。また、専業主婦など収入がない場合は、配偶者に安定した収入があることが必要です。
「審査が甘いクレジットカード」に関連するよくある疑問
「審査が甘いクレジットカード」に関連するよくある疑問を集めてみました。参考になさってください。
Q 年会費が無料のクレジットカードなら審査通過しやすいですか？
A 年会費が無料でも審査通過しやすいとは限りません。年会費が無料でも、利用金額が高額だったり、サービス特典が充実していたりすれば、審査が厳しくなるケースもあります。
ただし、年会費が有料でまた高額なゴールドやプラチナなどのクレジットカードより、年会費が無料でスタンダードなカードの方が審査は通りやすいものが多いでしょう。
Q 一般的なクレジットカードとデポジット型のクレジットカードの違いは何ですか？
A デポジット型は最初に保証金（デポジット）を預け、預けた金額の範囲内で利用できるクレジットカードです。一般的なクレジットカードは保証金を預ける必要はありません。
デポジット型は保証金を預けることで、支払いにおける信頼度を高めることができます。必ずしも審査が甘いわけではなく、審査通過できると決まってはいませんが、一般的なクレジットカードより審査に通りやすいと言えるでしょう。
Q クレジットカードの審査に落ちても、他社で発行してもらえることはありますか？
A あるクレジットカード会社の審査に落ちても、他社で審査通過できることはあります。クレジットカード会社によって審査基準が異なるためです。
ただし、信用情報に問題がある場合は、どのカード会社の審査も通らない可能性は高いでです。
Q コンビニエンスストアで発行されるクレジットカードは審査が甘いですか？
A コンビニエンスストアやスーパーマーケット、百貨店など小売業が発行するカードは流通系のクレジットカードと言われ、審査に通りやすいと言われることがありますが、審査が甘いわけではありません。
ただし、流通系のクレジットカードは年齢や年収、雇用形態などの条件がそれほど厳しくなく申し込みしやすいと言えます。
Q ブラックリストにのっていてもクレジットカードは作れますか？
A 基本的にブラックリストにのっている場合、クレジットカードの発行は不可能と考えた方がよいでしょう。ただし、クレジットカードの審査基準はカード会社によって異なります。
中には信用情報にネガティブな情報があっても、現在の支払い能力に問題がなければカードを発行するケースがないとは言えません。
しかし発行を検討するのは最低でも、現在は他社のカードの支払いやローンの返済の遅延がない、収入が安定している、といった場合のみと考えられます。
審査が甘いクレジットカードはないが流通系やデポジット型を検討してみる
流通系と言われるスーパーや百貨店、家電量販店などが発行するクレジットカードは、条件が厳しくないことが多く審査に通りやすいと言えるでしょう。申し込み条件を確認し、クリアできているなら申し込んでみましょう。
ただし、審査が甘いわけではありません。収入が安定していない、他社への支払いが多いなど支払い能力において信頼できないと判断されるとカードの発行は見送られます。特に、信用情報機関に支払い遅延、債務整理、強制解約などの情報があれば審査は通らないでしょう。
その場合は、デポジット型のクレジットカードを検討してみるのも方法の一つです。現在の利用状況や支払い状況などによっては、審査通過できる可能性もあるでしょう。